こんにちは、笠井麻梨子です。
前回の記事で密やかに書いたのですが、３人目。
妊娠しました。
正直予定外の妊娠笑
仕事も楽しくなり、子供たちが幼稚園や学校に結構長い時間行ってくれるようになり、よし、これからだ！と思っていたところでの妊娠だったので、ちょっと受け入れるのに時間がかかりましたが、今は少し少女になってきてしまった３歳の娘を見ながら、また赤子の匂いが嗅げるのか・・・と楽しみにしています。
そんな中、ふと考えると、もちろん仕事仲間である志穂さんやJUJUさんには報告したし、迷惑をかけてしまうところもあると思いますが、それ以外についての心配はほとんどないことに気がつきました。
物理的な心配は、
あー車、今のSUVじゃ入らないから買い換えなくちゃなー
くらいで、保育園のことも、仕事の産休とか育休とか、ましてやお金のこととか家で全く話題になりませんｗ。
精神的には自分の心の整理くらいです。
そういう意味では、１回目とも２回目とも違う。そんな妊娠を迎えてます。
Contents
長男の時はフルタイム勤務、保育園難民を経験した
２０１１年、長男ハルトを妊娠したのは、ちょうど東日本大震災の年。妊娠に気がついたのはクリスマスイブでした。ちょうどワインパーティに行こうとしていて、今日飲んだらしばらく飲めないかも！と思いながらお酒とさらばした記憶があります笑
私が住んでいたのは東京の中でももっとも保育園激戦区、杉並区。勤務地は渋谷区。街としてはとても気に入っていたのですが、このままでは保育園に入れる見込みがないこと、震災の際に勤務地からすぐにお迎えにいけないことから、即、引っ越しを決めて新宿区と渋谷区の境目に引っ越しました。
産前休業はきっちり予定日の６週間前から。産後は２ヶ月で復帰する予定でいました。
が。
産んでみたらスーパー子供可愛い！！！
そして保育園・・・・はいれねーーー！
というわけで、必死で私立の保育園を探し、１歳の誕生日から入れて、２０１４年４月無事に公立保育園に入れて復帰しました。
私は親に頼れなかったので、保活、そりゃしましたー。
私と同じように、周りのママたちは比較的その当時はまだ保育園に入りやすかった新宿区渋谷区に引っ越すか、練馬区周辺に引っ越すか、親の近くに引っ越すか。
これしか選択肢、なかったと思います。
当時は「どうしてこんなに行政やら何やらに振り回されないといけないの！！！」
と怒りを覚えた気がします。
練馬区在住、３人の母の生活時間に驚愕
一緒に勤務してたママの中で、一番大変そうだったママが、３人の子供のママ。
ま、３人のママで働いてたので大変そうなのは当たり前なのですが、
・旦那のヘルプも親のヘルプもなし
・旦那は働くことにそこまで賛成してない
・つまり家事育児に加えて仕事している
・会社の中でその人しかできない仕事があった
というなんだかもうフルコンボで・・・アラフォーのママでしたが、なんだか痛々しかったです。朝の１０時に出社したと思ったら、１１時に呼び出しかかって帰るとか。３人いると、何かしら毎日呼び出されてました。ノロとか、インフルエンザとか、本当に悲惨そうだった・・・。
ご飯は割り切ってほとんど冷凍食品で、朝の２時から仕事、子供たちの相手しながら合間も仕事（夜の６時からのスカイプ会議などいつも後ろで子供達の声がしているのを申し訳なさそうにしていました）
「なんでそこまでして働くの？？？」
と思ってしまうほどでした。
でもね。
私の元会社はまだマシ。
早帰りも、いつどこで仕事をするのも、基本許されてたから。
子供たちの運動会とか、PTAとか。そういうの参加するためにみんな休んでも、どこかで割り当てられた仕事さえすれば大丈夫だったから。
それでも、そんな寛容な会社でも、ママたちはみんな、仕事と家事と育児の狭間で、完全に疲弊してました。
かくいう私も、鬱になりかけました。
「子供、３人欲しいとか思ってごめんなさい。」
それが、私のその時に思ってたことです。新婚の時、みんなに「子供は何人欲しいの〜？」と聞かれて答えていた数字。
３。
出産後、仕事復帰した私には、１人以上なんて、全く考えられませんでした。
アメリカで出産した長女の時は今度はお金の心配がつきまとった
さて、そんなこんなでアメリカに駐在についてきて３ヶ月。またまたクリスマスイブに、娘の妊娠が発覚しました。
専業主婦になって、今度は家事能力の無さに愕然としていた日々だったので、短絡的な私は、
「これはもう1人くらい産んでおかないとなんかダメな気がする！」
という焦燥感にかられました。
当時の私は旦那さんの会社の長期出張について来ているという感じだったので、アメリカの保険なし。
このままいくと、出産費用、２００万。
旦那さんの給料は日本円振込、当時のレートは１２０円だったので、日本にいた時より、基本貧乏。
私、前の会社からもらってるおこぼれの仕事を少ししてる程度。
「金、ねーーーー！」
結局保険会社と個人で契約して、出産ギリギリのタイミングで旦那さんの待遇が切り替わり、７０万くらいの出費でおさまりましたが、なんだかお金のことでざわついた気持ちは消えませんでした。
毎日、「どっかからお金降ってこないかなー宝くじでも買おうかなー」
と思ってました笑
当時の写真とか見ると、洋服のパターンが２つしかない笑
３人目、なう。ここまで来たら４人？！
ここでも書きましたが、今、基本的には何にも縛られてません。
なぜなら、この２年で、JUJUさんが書いてくれた外注化システムも整っていて、あとはリサーチさえちゃんとやれば好きな時に好きなように仕事をすればいいから。
今回車もミニバンに買い換えるし、もはや３人も４人も変わらないと言うし、次は女の子だとわかっているので、弟が欲しいと言うハルトのためにもう1人いても変わらないんじゃないかと思ってますｗ
こういうことが考えられるのは、
余裕があるから、だと思います。
心にも、お金にも、時間にも。
５年前、育休明けでフルタイム復帰した時に思った、
「３人欲しいなんて思ってごめんなさい。」
この惨めで辛い気持ち。これを書いていて久々に思い出したのですが、今思い出すと、何もかも余裕がなくて、焦燥感しかなかったように思います。
余裕がない状態って、本当に辛いですよね。
閉塞感というか。どうしようもないんじゃないかって、このまま生きて行くしかないなーって思いとか。
人生は１回きりなのだ
でも、つくづく思う。人生は、１回きり。
余裕もなく、ただただ毎日が風のように去っていき、眉間にシワが深く刻まれて生きるのか。子供達の成長を見たいだけ見れずに、保育園のポイントを稼がないといけないとか、会社のみんなに嫌な顔されながら休むとか。そんなんでいいのか、と。
最近、改めてそういうことを考え始めて、
「私は今何したいの？」
と考えてました。つわりで苦しんでる時から考えてたので、結構考えてました笑
結論。
「子供たちにスポーツさせまくりたい！！」
「二人の子供たちとの最後の時間を大事にしたいから、放課後は仕事しない！」
「来年の夏は絶対にディズニークルーズに何も考えずに行きたい！」
「来年はSGCメンバーと日本合宿と、ハワイ合宿をばっちりやりたい！」
「どっかのタイミングでメキシコにも行きたいな」
どれも、普通の家庭だと１年で叶えるの結構大変です。
アメリカって、子供たちは１２歳になるまで1人でどこかにいけません。つまり、送り迎え必須。つまり、放課後の時間はアッシーにならないとスポーツ、させまくれないんです。
そして、一つあたりの習い事、区のものでも１回あたり２５ドル程度。２人やらせて、日本語教室も、となると毎月のお稽古代、４万円はくだりません。
ディズニークルーズは５人でいくとなると、１００万円コース。
日本に行くのも、飛行機代だけで１００万円コース。
いやー良くばりですねー！笑
ただただ会社の給料だけに頼ってる、旦那さんの給料だけに頼ってる、それだけでは叶わないし、２年前の私だったら、子供達のためのスポーツ代だけはなんとか捻出したでしょうが、他は全部諦めていたと思います。
そもそも、１年前まで一度も日本に戻ってませんでしたから。お金がもったいなくて。
でも、去年の１２月から今年にかけて
・ハワイ
・日本３回
・ロス
・フロリダ
行きました。あと１回、産む前にハワイでSGCメンバーと合宿とセミナーを行います。どんだけ自由な２児の母！って感じですね、良く見るとｗ
もともと、子供達を産む前、漠然と
「将来は仕事しながら世界中をうろうろしたいなー」って思ってました。
そう、これが私の夢。目標。
ふと気づいたら、叶えてました。仕事しながら、うろうろしてます笑
９月の新学期、息子はサッカー、娘は体操を始めました。息子はプールも習いたい！と言っているので近場のプールに行かせるつもりです。
新しいことをさせてあげられるって、ワクワクしますねー^^
昨日も一緒にサッカーボールを買いに行って、妊婦のくせに庭でちょっと一緒にサッカーやってみたりして。
どれもこれも、在宅で仕事をしていて、そして稼ぎたい！と思った時に稼げるから。
在宅で仕事するのって、そして主婦で個人事業主になって何かをすることって、ハードルが高く感じるかもしれない。
「本当にできるのか？」
って不安かもしれない。
「大変なんじゃないかな？」
と恐れおののいてるかもしれない。
そりゃね、大変ですよ、最初は。
ここにも書いた通り。
でも、半年、１年頑張っただけで、その先の人生の余裕が違うなって。
余裕があるから、３人目４人目が考えられる。できても、慌てない笑
子供、（大変だし、たまにうざいし、ママの自由欲しくなるけど）かわいいな、って思える。
もし、今の生活に不満なら。不満も感じられないほど、疲れちゃってるなら。子供欲しいのに、ためらっちゃってるなら。
人生、どうやって歩みたいか？真正面から考えて欲しいなーって、膨らんだお腹を見ながら思います。
私も。自分の子供たちに、１０年後も２０年後も堂々と背中見せられるように、がんばるぞー！
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