【イギリス在住バイヤーが手にしたハッピーライフ】目の前の小さな事を積み重ねていくことこそ、大きなところへ行くための必須ルート

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5歳と2歳の姉弟を育てながら社畜夫を脱サラさせ、夫婦で起業した元崖っぷち主婦【重堂香織】

右:重堂香織(じゅうどうかおり)

Stellar Girl’s College(通称SGC) 校長

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左:Sさん

 

重堂:本日はSさんにお越しいただきまして、お話を聞いていこうと思います。Sさん、どうぞよろしくお願いします。

 

Sさん:よろしくお願いします。

 

重堂:では、早速何個か質問させていただこうと思うんですけれども、お名前と住んでらっしゃる場所、教えてください。

 

Sさん:イギリス在住のSと申します。

 

重堂:ありがとうございます。では、家族構成を教えてもらってもいいですか?

 

Sさん:家族は夫と5歳になったばかりの息子と私の3人家族です。

 

重堂:ありがとうございます。では、BUYMA歴ということをお伺いしたいと思うんですが、BUYMAを始められたのは、何年ですか?

 

Sさん:2020年の11月にStellar Girl’s College(通称SGC) に入会して、そこからなので、1年4ヶ月ぐらい経ちました。

 

重堂:ありがとうございます。息子さんのほうがだいぶ先輩な感じですね笑

そもそもこの仕事をしようと思ったきっかけっていうのを、ちょっとお話いただけますか?

 

Contents

妊娠出産を経ていざ仕事!のタイミングでコロナの襲来

Sさん:私は子どもを出産するまでは日本で正社員として働いていまして、育休中に夫の転職に伴い退職して、イギリスに来ました。

短期滞在ではイギリスも何度か来たことはもちろんあったんですけれども、住むとなると、とにかく物価の高さに驚く日々で、子どもを保育園に預けようと思っても、月に20万はくだらないみたいな状況で、、、

常に頭の中はお金のことが占めてしまって、レストランに行ったとしても食べたいものではなくて値段を見て決めるみたいな、これまでの人生で経験したことがないほど、とにかくお金にとらわれた日々っていうのを過ごしてました。

イギリスは子どもが3歳になると週に15時間ほど無料で幼稚園に預けられるんですけれども、その時間を使ってまずは外で働いて、とにかく収入を得ようっていうふうに思っていた矢先にコロナが起こってしまい、外でまず働くっていうことも難しい、幼稚園も休園になってしまって、半年遅れで入園自体はできたんですけれども、ロックダウンが続いてたので、外で全く働けないっていう状況で、なんとか在宅で収入を得られないかと在宅ワークのサイトに登録をして、初めはワーカーとして働いたりしてたんですけれども、なかなか思うような収入っていうのが得られなくて、そのサイトの募集の中に「BUYMA」っていう言葉が出てきてました。

私は日本にいる頃に購入者側として利用したことがあったので、海外在住になった今だったらバイヤーになれるかもしれないっていうふうなことを思い立ち、いろいろと調べてる中でSNSの広告だったと思うんですけれども、Stellar Girl’s College(通称SGC) のことを知りまして、きちんと学んで取り組めば、仕事として成立するほどの収入が、在庫を持つリスクもなく、叶うんだっていうことを知って、今の私にはこれしかないっていうふうなことを思い、思い切って飛び込みました。

 

重堂:ありがとうございます。だいぶ濃いですね。

Sさんにとってはもしかすると仕事を見つけてとかっていうところって、思い悩む時間も全部含めるとかなり長いあれだったと思いますけれども、実際のところは半年とかぐらいずっと悩んでた感じですかね。

 

Sさん:そうですね。

 

重堂:その間の半年間、モヤモヤモヤモヤしている半年間ってすごく長く感じられますよね。

そこから紆余曲折あって、このBUYMAというお仕事を見つけられたということですが、そちら(イギリス)だと内職とか、在宅ワーカーってほかにどんなお仕事がありましたか?

 

Sさん:私はeBayのリサーチの内職をはじめしてました。

 

重堂:なるほど!既にやられていたのですね。

コロナがあって、パニックになってるときぐらいからかな。在宅ってなってくるとインターネットを使って何かをする、それのお手伝いするとかっていったことっていうのは、本当にここ最近よく見かけるようになりましたけどね。

私、始めた7年前とかシール貼りみたいなやつとか、ハンコを押したりとか、本当にお金にならないような仕事がたくさんあった中で、少しずつそういうのがありましたけれど、過去形ってことは、e-Bayのリサーチでもなかなか満足にいく収入まではいきそうにもなかったっていうことでしたよね。

 

Sさん:そうですね。間に入ってしまうので、いろいろ取られてしまって、手元に残るのが本当にわずかっていう状況でした。

 

重堂:ありがとうございます。そんな中で1年半満たないぐらい、今BUYMAというものに出会ってやられてきたと思うんですけど、ここまでの利益推移を簡単に教えてもらえますか?

 

Sさん:私はStellar Girl’s College(通称SGC) に入学して、2ヶ月目の2020年の12月に10万円を達成しました。

そのあと10万円台をうろうろしてまして、7ヶ月目に20万円達成して、12ヶ月目に40万円達成して、そのあと利益25~40万をうろうろと全然まだ安定してないっていう状況が続いてます。

 

重堂:素晴らしいですよね。

1年半満たないぐらいで、全くゼロのところから40万円に月収が上がるって普通の仕事じゃ絶対ありえないことだと思いますしね。

さっきお話くださったみたいな在宅ワークっていうところで、誰かを挟んでやったりすると、なかなかそこまでいくっていうのは非常に難しいことだと思うので、Sさんの全ての頑張りの対価だと思います。

では最初のうちって何にも分かんないところからスタートして、で、今があってっていう状態だと思うんですが、BUYMAの実務時間ですね、実際自分が稼働してる時間って、スタートした頃と今でどういう形で変化をしていきましたか?

 

半身浴をしながらもBUYMA(バイマ)の作業をする貪欲さが産んだ利益

Sさん:BUYMAを始めて、割とすぐに外注化、切符自体は手にしたんですけれども、なかなかイギリスの中で梱包さんを見つけられずにいまして、そんな中、受注も立て込んでるっていう状況が続いて、発送作業にどうしても割れてるっていうことを言い訳に、外注化自体は出品さんだけを採用したっきりなかなか進められずに、4~5ヶ月ぐらい経過してしまってたと思います。

そこまでの間は子どもが幼稚園に行ってた午前中の3時間ぐらいと、午後は子どもの面倒を見ながら隙間の時間で、寝かしつけたあとの夜中5時間ぐらい、1日中ずっと、お風呂の中でもBUYMAしてるみたいな状況でした笑

BUYMAを始めて半年後ぐらいに梱包さんがようやく見つかりまして、そこからだいぶ手が空くようになったので、外注化も本腰入れて取り組めるようになって、、、

現在は毎日全員は稼働してないんですけれども、スタッフ総勢8名と作業してまして、私が実務に入るのは平日が5~6時間、休日は4時間ぐらいに今減っています。

 

重堂:ありがとうございます。お風呂の中もBUYMAって新しい感じですよね。こういうことやったら、ああいうことやったらってずっと思考してたようなイメージですかね。

 

Sさん:考えてるだけではなくて、半身浴しながらお風呂の中で携帯でできる作業もしていました!

 

重堂:そういうことねー><

思考だけじゃなくて実務もやられてたっていうことですね。ありがとうございます。

なかなか皆さん、お風呂ってなんとなくイメージとしてリラックスしてとか、疲れたなーっていうところですらずっとやってたっていうね。

確かにお子さんがいらしたりすると、隙間時間を使っていっていうところを、そんなにいきなりガラって変わることはないと思いますけど、しっかりこの時間っていうふうに決めて、今はやられてるっていうな形ですね。

 

それではBUYMAを始める前と今現状ですね、1年4ヶ月経ってみて、私ここが変わったよって思う点を一つ教えてください。

 

Sさん:始める前は本当にさっきも言ったんですけど、お金の節約っていう観点で子育ても家事も全て、お金をいかに自分の手元から出さないかなので、自分で対応するしかないっていう形で、何でも自分でもやるって意識でした。

それが今はどちらかというと時間の節約っていう観点で、時間を買うために例えば子どもの学校の宿題を見てくれる家庭教師を雇ったりとか、時短につながる家電を購入するとか、そういう自分が不得意なことはお金を払ってプロに任せるっていうような意識で物事をいろいろリサーチするようになって、費用対効果を考えた上でお金を使えるようになりました。

 

重堂:すごいですね。かなり大きな変化ですよね。

私も状況は全然違いますけど、カッツカッツのカッツカツっていうところからスタートしたから笑

そうすると心もギスギスどうしてもしていってしまうというか、、、

 

お金のことを心配して諦めるとかっていう選択をしたくない自分がいるんだけど、そうせざるを得ないっていうところって、それを選択したときはしょうがないって思ってても、すごく小さなストレスとして自分の中に蓄積していくんですよね。

それをボンと爆発させる場所っていうのも、なかなかお子さんいたりとか、ご家族があったりっていうと、難しいところもあったりすると思うので、よくそれを飲み込んで消化しながらやってこられたなっていうふうに思います。

ただ、こういう過去があったからこそ、お金を手にできたあとにそこの「お金」ってフォーカスした部分じゃなくて、もうちょっと大きな視野で見たときに、時間をお金で買うこともできるんだだったりとか、先ほどの家庭教師もそうだし、時短家電っていうのはすごく分かりやすいですよね。

身近な中で、「もう待って待って」って言いながら掃除機かけるぐらいだったらルンバを買おうとか。「こんなのたたまなくていいや」だったら、乾燥機付き洗濯機を買うとか、いろいろできることっていうのはあると思いますけどね。

それの魂胆として、自分の力で稼いだお金があるっていうところが、全ての源泉になっていくっていうようなところが、今のSさんの軌跡なんじゃないかなっていうふうに思いますね。ありがとうございます。

 

では、この仕事を始めてから、いろいろ今そういう自由を手にしたっていう局面もある中で、一番辛かった経験って何でしたか?あとはその辛かった経験をどういうふうに乗り越えてきたか、そこまで教えていただけますか?

 

ピンチはチャンス!困った時、悩んだ時のベクトルはまず自分に向け、そして考え抜く事

Sさん:私はポジティブだけではないんですけれども、割と一晩寝たら忘れるタイプで、一番辛いっていうのが正直あんまり記憶に残ってないんですけれども、、、

強いて言うなら、体力的に辛かったことと、精神的に辛かったことの二つあるかなっていうふうに思ってます

体力的に辛かったのが最初の始めで最初の2~3ヶ月ぐらいまでで、始めて間もなくていろいろ不慣れな中、クリスマス需要と重なったので受注が立て込んでしまって、その発送に追われたことと、クリスマス時期に発送の遅延が発生するみたいな、そういう知識とか準備も全然なかった中で大量に「届きません」っていうクレームがすごい来てしまって、やってもやってもやるべきタスクがまず片付かないっていう中、外注化もスタートしてしまって、どうタイムスケジュールを組み直しても手が全く回らないみたいな、毎日追われてるっていう状態で睡眠時間も取れなくて、体力的に辛かったですね。

ただその間も志穂さんのマインドセットをすごい何度も繰り返して聞いていました。

あと日報を出すと、毎日とか全然出してなかったんですけど、出すと講師陣の方が私の立場に沿ったアドバイスをすごいしてくださったり、相談会に出ることで自分だけが苦しいわけではなくて、みんなそれぞれの環境で頑張ってるんだなっていうのを励みに、前だけ見て走るっていうことに集中することで乗り切れたと思ってます。

 

精神的に辛かったのが外注化で、今もまだ続いてるんですけれども、せっかく自分なりに丁寧に教育しても、トライアル中に辞められてしまったりとか、既存の出品のスタッフに別の作業も追加でお願いしたら、「出品が好きなんです」と言われて断られてしまうっていうような状況が続いてしまったことがあって、「外注化したら楽になるよ」って先輩方がすごいおっしゃってるのに、私はうまく回せていないっていう現実がすごい苦しくて、このまま心地がいいスタッフとのんびりやるぐらいでもいいかなみたいな、ちょっと後ろ向きに思う時期も正直ありました。

ただ、そのときに一番最初に採用して、何でも率先して作業してくれていたスタッフがいるんですけれども、その方が私のところで働いたことをきっかけに、本業の転職が叶いましたっていうふうなことを報告してくださって、そのときも本業が忙しくなったら辞められちゃうなって、どちらかというと後ろ向きに思ってしまったんですけれども、私のリストだけを見ると、「その商品を見ることですごいワクワクするから、本業がお休みのときメインになるけれども、継続したいです」っていうふうなことを言われて、私が生み出したすごい小さな雇用なんですけれども、それが人の人生を変えることもあるんだなっていうことがすごく嬉しくて、スタッフのためにも利益を上げたい、それを実現するために、外注化を進めるしか道はないなっていうふうなところに意識がだんだん変わっていました。あとそのときに確か重堂さんに相談したときに、スタッフに作業を追加でご依頼するときは、元の作業で効率化できるところをこちらで対応した上で、これだけ時間短縮してできるようになったんだから、こっちの作業もできるよねみたいな形で、作業を割り振るのも一つの手だよっていうふうなアドバイスを受けまして、まだまだ自分自身がそういうことをやれてなかったなっていうところを気付いて、ただ単に割り振りするっていうのではなく、まずは自分がやらないといけないことはいっぱいあるっていうことに気付かされて、それまでスタッフに作業を割り振るっていうのに、ちょっとどうしても遠慮してしまうような気持ちがあったんですけれども、自分がこれだけ対応したんだからって言うことによって、気持ちの面でも楽になって、少しずつ今苦手に思っている外注化も乗り越えてるっていう状況です。

 

重堂:ありがとうございます。

精神面もあり、体力面もあり、それぞれすごく頷いてらっしゃる方もいらしたかと思います。

昨日やって、今日やって、すぐ変わるっていうようなことではなくて、いろんなことが積み重なってきますよね。

疲労もそうだし、それを解決していく策も、こっちの道かな、あっちの道かなっていうのを一生懸命考えた上で選択をしていく、いい意味ですごく石橋を上手に叩いていらっしゃるタイプだなっていうふうに、私はSさんといっぱいお話をする中で感じてきたことなんですけど、すごくスタッフさんに対しても、講師がSさんのためを思ってアドバイスをしてくれるっていうふうにおっしゃられてましたけど、そのもらった義務っていうのを、ご自身もおそらくスタッフさんに同じように返されてるタイプの方なんじゃないかなっていうふうに思いますので、ポンっといきなり飛ぶとか、跳ね上がるとかっていうのはもしかすると苦手かもしれないけれども、その分すごく土台が安定して、着実に一歩ずつ踏んでいくっていうほうが、ピラミッドはしっかり崩れずにいけると思いますので、ぜひ今の経験を大切にこの先も続けていってほしいなというふうに思います。

ありがとうございます。このお仕事をずっと継続して、これから先も続けていくことになると思うんですけど、この仕事を続けていく中でSさんが大切にされてることってどんなことですか?

 

win(自分)-win(スタッフ)→win(お客様)なBUYMA(バイマ)ライフを大切にし続けたい

Sさん:お客さん、スタッフ、私、それぞれの立場の人がハッピーであることと、仕事は楽しいだけではないというふうに割り切って継続して、一つずつ困難を乗り越えていくことです。

 

重堂:素晴らしいですね。

自分にベクトルが向くんじゃなくて、ほかの周りの方たちがいてっていうようなところをすごく大事にされてるっていうところだと思うので、これって変な言い方ですけどスタッフさんが変わるとか、どこが環境が変わるとかってなっても、心情として持ち続けてるものってずっと変わらないと思いますので、いいな、スタッフさん幸せだなって伺ってて思いました。

では、Sさんに最後の質問となるんですけれども、ズバリ最終目標。これはBUYMAでもいいですし、ちょっと大きな話ですけど、人生観みたいなところでもいいので、ご自身の最終目標教えてください。

 

Sさん:私は目先の目標を少しずつクリアしていくのがすごい得意なタイプで、最終目標っていうのがまだ自分自身では全く見えていないんです。

なので、直近の目標になってしまうんですけれども、平日は子どもが今学校に行っている5時間ぐらいの稼働で、週末は1時間ぐらいの稼働に抑えて、安定して10万円を稼ぐことが直近の目標です。

そのあとはさらに上の数字を目指した上で、自分が心地が良いっていう地点を上からまずは見極めたいなっていうふうな思いと、その時々の家族も含めたライフスタイルに応じて、アカウントを自分の意志でコントロールというかしていけるようになりたいと思ってます。

 

重堂:ありがとうございます。

すごく具体的な目標だし、そこに近づいていくためのプロセスって、Sさんの頭の中でこうだなって描いてるものがあると思いますので、着実な一歩っていうのをこれからも踏んでいっていただいて、ぜひ少しでも早くそこの域に達していただけるように心から応援させていただきたいなと思います。

 

ということで、本日はSさんにお越しいただきました。どうもありがとうございました。

 

Sさん:ありがとうございました。