「転勤の辞令が出た」
旦那さんからそう突然告げられた瞬間、「転勤族の妻(転妻)」になる私たち女性。仕事をしていなかったり、子どもが大きくなければそのままついていけば良いのでしょうが、子どもが大きかったり、自分も仕事を持っていたら、、、一気に考えなくてはならないことが増えます。
ここでは、転妻もとい駐妻の笠井が経験したこと、周りの人たちが経験してきたこと、その経験から転妻になったらできる仕事やキャリアについて、書いていこうと思います。
Contents
転勤族の妻になった!ついていく?ついていかない?
駐在の辞令も大きいくくりでいうと、転勤、です。
私も2014年の6月、旦那から突然
「アメリカの東海岸に転勤になる」
と言われました。
私はフルタイムで働いていたので、
「おいおい、こちらの仕事は??」
ともちろん思いました笑
つまりは「幼児持ちの転勤族の妻、仕事をどうする??」の問題に直面したわけです。
ただ、実は子どもが生まれてからかなり仕事をしていて辛い思いをしていて、もう仕事、したくないな・・・という思いも正直あったので、(詳しくはこちら→【NY在住駐在妻がバイヤーに?!】のほほん駐妻がアメリカ出産後にネットビジネスを始めた理由!その1)
私はついていくことにしました。
でもそう、最初の難しい選択、それは
・ついていくか?
・単身赴任してもらうか?
ですよね。もし子どもが大きくて、受験を控えていたり、持ち家があったり、子供の友だちのことを考えて単身赴任、ということであればすぐに決断できると思いますが、そうでもないと不思議と、
「自分の仕事やキャリアのために家族を分断してしまっていいのか?」
と考えると思います。少なくとも私はそうでした。
最近の女性は本当にたくましくて、私の知り合いは新婚ホヤホヤでも女子が海外、旦那さんが国内という別居カップルだったり、子どもを連れて奥さんが海外留学してる!なんていうこともあるから、もはや常識って何?って感じですが、例えばお子さんが小さくて、自分が仕事をしてるけど、でもなんとなく
「家族が一緒がいいな」
と思って、仕事を辞めたり、休職するケースが多いのではないかと思います。
この家族が一緒がいいな、という考え方個人的にはアメリカに来て、全然おかしくないんだ、と思えました。というか、アメリカではまず単身赴任とか、本人の希望に沿わない命令のような転勤なんて、まずあり得ません。
アメリカのママ友に話すと
「え?何それ?どうして旦那さんそんな強制的に生活の場所を変えられてしまう仕事をやめないの??」
と日本の制度そのものが理解できない人が多いです。
それくらい、家族を会社の都合で引き離す可能性を持たせるなんてあり得ない。そして、女性側の事情が全く考慮されないなんていうのはおかしいという考え方です。我が家もこの先もバラバラで暮らすということは少なくとも子供たちが高校生になるまではないと思います。
だからこそ、外資系の大手のP&Gなんかは、「夫婦転勤」という制度がとられていて、どちらかがどこかに転勤になった場合、一緒に転勤できる制度になっていたと思います。
が、そんな会社は稀!!!!
というわけで、大体の場合、
転勤についていく妻=仕事を休職するか、退職する
という選択肢しかなくなります。
私も、最初に書いた通り、退職しました。
正確には、休職にしようとしていたのですが、転勤の期間が定まらないのに、社会保険を払い続けるのは無理、と最後の最後で言われて、アメリカに来た後に退職手続きを遠隔で行いました。
そう、、、休職することにしても、転妻はとにかく肩身が狭い。
だって、戻れるかどうか、旦那さん次第なんですから。
とりあえず休職制度を使って転勤について行ったけど、休職期間の期限近くなって結局辞めざるを得なくなった・・・というケースもよく聞く話です。
転勤は、続く。転妻のその後の運命
さて、一回転妻になった後、どうなるのか。
駐妻も全くこの辺りの事情は同じだと思うのですが、転勤したり、駐在になる旦那さんは何らかの理由で会社に目をつけられた旦那さんです。
たとえば、私の旦那さんの場合、
「海外に喜んで行くであろう」
というフラグのようなものが立っています。そのフラグが物語るかのように、ワシントンDCからニューヨークに今いて、実はちょっと前までインド?という話が出てました笑
日本に一度戻ったとしても、血気盛んな旦那さんの先輩方を見ると、また数年後、海外に戻されるケースが多く。
私の周りの駐妻たちも結構似たような感じで、ベテランになると「もう5州目」とか「これで4カ国目なの」とかいう人もゴロゴロいます。
ちょっとグローバルな駐妻事情を話してしまいましたが、これは日本の転勤族の妻も同じで、高校の同級生も「今3県目〜」と言ってました。
つまりは、
なかなか1つの場所に定住できない
のが私たち転勤族の妻の運命です。
これってもう、めちゃストレスですよね!!!
我が家は2014年にアメリカに駐在になってから、こんな感じでした。
・当初→絶対に1年で帰る!
・粘って残ることになったが、半年ごとの辞令でいつ帰されるか・・・
・2年経って絶対に帰ると思ったタイミングでニューヨーク異動
・ニューヨークで1年経ってインド行きがでてくる→異動するはずの先輩のビザの関係で残留
・半年ごとの異動かも?地獄に耐えかねて話し合いの末、旦那さん部署異動
という感じで、この5年間、転勤に振り回され続けました。
いつ異動になるかわからないから、大きな家具はずっと買うことができなくて、細々と帰国する友達からもらって継ぎ足していたので全部ちぐはぐです。
部署異動によって旦那さんのキャリアは予定外の方向に向かっているようですが、ようやく半年に一回家の中で不穏な空気が流れることがなくなりました。
この振り回され方を考えると、新たに就職することも馬鹿らしくなるレベル。
ただでさえ新しい土地で大変で、子供の幼稚園やら病院やら学校やらの手配があるのに、仕事のことまで考えないといけないなんて、気が狂いそうになりますよね。
でも、家族で過ごす、ということを曲げない限り、このループが転勤族の妻の運命なのです。。。
転勤族の妻(転妻)は仕事は辞めるしかないのか。
そんな旦那さんと一緒になった私たちの運命はどうなるのでしょうか。
っていうか、ぶっちゃけ、仕事は諦めるしかないのでしょうか?
転妻になった瞬間、
その場で最も簡単に取れる選択=仕事を辞めて専業主婦になる
ということは残念ながら間違い無いと思います。
何も考えず、旦那さんの扶養に入り、旦那さんについていく。こうすれば、旦那さんがその後、どこに転勤しようとも基本的にはついていけば良いのですから。
でもちょっと待ってください。
本当にそれでいいのでしょうか?
そこであなたが捨てることになるもの。
・お金(ダブルインカム)
・キャリア
です。特に、子供が小さいうちはまだ良いでしょうが、これが大きくなって、旦那さんがまだ転勤族のままだった場合。
そのときには単身赴任となって、どこかに行ってもらうことになるでしょう。もちろん、旦那さんの会社からそれなりのお手当は出るでしょうが、基本的に自分達だけで暮らすとなったら、、、本当に自分の稼ぎ口を簡単に捨ててしまって大丈夫なのでしょうか。
そんな不安に駆られると思います。
そしてもう一つがキャリア。
大したキャリアなんて積んで無いし、と思うかもしれませんが、一回途切れたキャリアと、細々だったとしても続けるキャリアとでは全然自信と重みが違います。
ましてや、残念ながら現在の日本ではやはり35歳くらいをすぎて、子育てが一段落してから戻れる場所はなかなかありません。
私たち自身も、年齢を重ねれば重ねるほど、ましてや子供がいればますます一回辞めてしまうとまた本当にフルタイムで働けるかどうか、自信を持つのは困難です。
だから、本来ならば、旦那さんがどうなろうとも、自分の仕事は自分のために辞めなくて良いのが一番いい。
でも、家族と一緒にいるためには辞めざるを得ない。
転勤族の妻ってみんなどうしてるんだろう、って調べていたらまさに「転勤族の妻やってて思うけど本当に女性を無力化するのに都合のいいシステムだよな…。」って呟いている人がいて、本当にそうだと思ってしまいます。
保育園に入れなくて死ね!って言葉が物議を醸し出しましたが、実は当事者にとってはこの転勤問題も同じくらい深刻だし、保育園問題と同じく、女性側が選択しなくてはいけないことになることがほとんどで、本当に怒りをある意味覚えます。
実際、私はアメリカに来るときに、両方捨てることになりました。
それまでは欲しいものは自分のお金で買えたり、ちょっとしたご褒美外食ができてたのが、一転できなくなり、悲しかったです。
最初は友達もできなくて、拠り所の仕事もお金もなくて、ただただ2歳の息子と1日を潰すようにさまよう生活で、本当に辛かったのを覚えています。
知らない土地で、車も運転できなかったので、旦那さんに車で朝、児童支援センターに連れて行ってもらい、帰りはバス。バスの乗り方も日本とは違うから、最初乗れなくて3本くらい乗れなかった挙句、運賃のお釣りがもらえなくて無力さを感じました。
知らない土地にいって、友達もいないとき、実は仕事って自分を救ってくれたりします。
何から救ってくれるか、それは孤独から、です。
だって、少なくとも「やること」「話す相手」がいるから。
旦那さんも結局転勤したばかりの時って新しい土地に慣れるために気を張ってます。飲み会もたくさんあったり。それでとっても疲れて帰ってくるから、こちらの話し相手をまともにしてくれません。
子供がいたって、子供と話すのと、大人と話すのとでは全然違う。
仕事さえしてれば、少なくとも誰かと話したりメールしたりする。お金は手に入る。ウィンドウショッピングじゃなくて実際に買い物したり、子供と習い事ができたりする。
だから、転勤族の妻、転妻になる人ほど、大変でも、仕事と自分について向き合って欲しいなと思います。
転勤族の妻が仕事を考える際の条件とは?
でも、じゃあ、なにができるのよ、って話。
色々と調べていたら、転勤族の妻がとる選択としては、大きくは3つとなるようです。
- 転勤先の地元でパートタイムの仕事を探す
- 資格をとる
- 在宅ワーク系の仕事を探す
これはどういうことなのか?ということを考えると・・・
いつか辞めることになっても大丈夫な職場をあらかじめ探す
転勤族の妻なので、またいつ転勤になるかわからない。その土地にいつくかわからない。そうなったときに大事なのは「いつ辞めることになっても大丈夫」だということ。
そうなると雇われる場合、必然的に責任の重い仕事はできません。
どうしてもパートタイムや派遣、非正規雇用という形になることが多いようです。
そういう仕事ももちろんたくさんありますし、転勤族の妻を対象にした仕事探しのサイトも存在します。そういうところに登録して、自分の住むことになる地域でできる仕事を探すのも良いと思います。
ただ、どうしてもパートタイムです。また、こちらの都合で「2年間」などと制約がつくわけです。ですので、高給の仕事がたくさんあるとはちょっと考えにくい、、、というのが残念ながら現実となると思います。
主婦でも取れる資格取得を目指し、自分に「価値をくっつける」
ちょっと難しい言い方をしてしまいましたが・・・要は「資格を取る」ということです笑
つまりは、「自分自身」を雇ってもらうのではなくて、「資格を雇ってもらう」という感じにできるように、資格を取るということ。
たとえば、志穂さんが持っていた歯科衛生士さん。これは、歯医者さんがその地域にあれば、雇ってもらえる可能性が高いですよね。自分がそこを一定期間で辞めることになっても、全国どこでも歯医者さんはありますから、次の土地でも歯医者さんに就職すればいい。
これは、ある意味一生、どこでも困ることなく雇ってもらえる形になりますので、転勤族の妻となった身としては良いですよね。
ただし、雇ってもらうことを考えた場合、たとえば「ヨガの先生」よりは、「歯科衛生士」の資格の方が価値があることは何となく分かりますでしょうか。
つまりは国家資格というか、お堅い職業資格の方がもちろん就職しやすい。ヨガの先生やアロマセラピスト、ネイリスト、となるとその地域にニーズがあるか、どれくらい先生が今いるのかなどによって就職できるかどうか決まってきますよね。そもそも、人の生活においてある意味「贅沢品」であり、あってもなくてもいいものだったりするので、やはり資格の質としては「なくてはならない職業」の方が強くなります。
ところが・・・そういう資格は、結構学校に通ったり、勉強しなくてはならないことが多い。
そうなると、お子さんがいない、お子さんが大きい転妻ならいいのですが、小さいお子さんをお持ちのママでもある転妻だとなかなか資格を取ることそのものが厳しかったりします。。。
でもでも、そこを乗り越えて頑張れば、どこに行っても困らない、という資格以上の安心感を得ることができるというのは大きなメリットですよね。
在宅ワークなどで、自宅でできることを探す
これができれば、それこそこれからどのようなライフステージに立とうとも、どこにいくことになっても、困ることはないですよね。
だって、働き先=自宅ですから!
実は、今はとっても色々な働き方のある時代。自宅でできるいわゆる「在宅ワーク」もたくさんの仕事の種類があります。
転勤族の妻になるときに
「自宅で何かできる仕事、ないかなー」
と考える人も多いのではないかなと思います。
と言っても、実は在宅ワークもピンキリ。詳しくは後述しますが、
在宅ワークを選ぶ中で、一番考えないといけないのは
「一体月にいくら稼ぎたいのか???」
ということです。このいくら稼ぎたいかによって、選ぶべき在宅ワークが全然違うのです。
まとめると・・・
- お金やキャリアは無視してその地元で就職できるところにする(つなぎのお金を作る!)
- 時間はかかるが、資格を取って自分に付加価値をつける
- 在宅ワークなど、場所を選ばない仕事をする
というのが、仕事を続けたいな、と思っている転妻の選択肢になるようです。
転勤族の妻が資格や在宅ワークなどでリアルに選んでいる仕事
では、実際に転妻のみんながリアルに選んでいる仕事はどんなものがあるのでしょうか?
就職を考える場合
- 期間が決まっている契約社員・派遣・登録制のバイトを探す
- 大手チェーン店のパート、アルバイト
これらは「人に迷惑をかけない」という観点からオススメの就職先になります。
どうしてもいつかやめるということが前提になるので、期間が決まっているか、一人抜けてもすぐに次が見つけられるような就職先を探すのが良いとされています。
特に全国チェーンの派遣会社に登録しておけば、期間が満了しても次の仕事を紹介してもらえるし、さらに転勤になっても転勤先の場所での仕事を紹介してもらえるというメリットもあると思います。
特に色々なサイトでオススメしているのは地元の大手スーパーなど。そうすると知り合いができて良い、とのこと。でも、結局長期で勤められないことがネックだったり、今まで正社員で働いていた人にとっては、少し抵抗のある選択肢かもしれません。
資格取得を考える場合
次のような職業がよく「転勤族の妻といえば取ると良い資格!」と言われています。
- 簿記
→経理・事務などどこの会社でも必要とされるスキルを知っていることを示す資格です。
独学で勉強して取得する人もいて、年齢関係なく、家でも勉強しやすいというのが魅力です。簿記3級を保持していると「経理の基礎が理解できている」、簿記2級を保持していると「実務で役立つ経理と会計の知識がある」とみなされます。
ただし、就職の際には経験を求められるケースもあるので、即就職!とつながるかどうかは?
- ファイナンシャルプランナー
→ファイナンシャルプランナーは年金・税金・資産運用・不動産・相続・保険の6つの分野の勉強をします。2級FP技能士は国家資格となり、金融業界や不動産業界で再就職がしやすくなります。この資格を取るための講座も多数存在しますが、法律は随時変わるので、勉強し続けないといけないこと、就職をする際には、やはり実務経験を求められるケースが多いようです。
- 医療事務
→病院や診療所の受付で来院した患者さんの初診や再診の手続きをしたり、電話対応をします。医師のカルテに従い医療費や薬代等を点数化し明細書をつくります。医療事務ですので、もちろん働き先は病院やクリニック。ですので、雇用も安定していて、どこにいても仕事がみつけやすいということからも、転勤族の妻、転妻だけでなく主婦にも人気の資格です。ただ、事務作業の一環ではあるので、お給料がそこまで高くないという実態もあるようです。
- 歯科助手
→歯科医院で患者さんの受付や案内をします。また電話対応や予約、会計、カルテの準備など事務作業全般を行います。また勤務する医院により治療で使う器具を準備したり、後片付けをすることもあります。患者さんを直接診察するのは国家資格のある歯科医師や歯科衛生士なので、実際に患者さんをみることはありません。こちらも医療事務と同じく、雇用が安定していて、どこにいても仕事が見つかりやすいことから人気の高いお仕事です。
見てみると、「どこにいても仕事がありそうな職種の資格」がやはり選ばれるようです。ただ、実際に資格を得るためには何らかの勉強が必要なことは確か。そのためには自分で時間を作ったり、スクールに通う必要があることは忘れてはいけません。
とはいえ、一回資格を取ってしまえば、その後どこかで働きたいとなった時に仕事が見つけやすいというのは大きな大きなメリットではありますね。
在宅ワーク①フリーランスとして仕事をもらって働く
フリーランスで働く、というとかっこいいですね^^
といっても、こちらのフリーランスで働くという意味は、基本的には自分の時間や技術を在宅で誰かに売るというイメージ。
最近はやはり在宅ワーク、いわゆる自宅で働くという働き方はかなり注目されていて、増えてきていると言えます。
実際に、自分の持っているスキルや時間をアピールし、在宅で働いてくれる人を探している人とマッチングしてくれるサイトがいくつもあります。
有名なのはクラウドワークスや、SOHOワークス。
そこでアンケートに答えたり、簡単な事務作業の依頼を受けるということができます。
もしデザイナーや翻訳、Photoshopなどが使える、となると格段に仕事と報酬額が増えます。
ただし、やはりあくまでフリーランスで自分の時間や能力を切り売りしていく、ということになりますので、何かしらの特技や特殊な経験がないと、なかなかお金にならないという側面もあります。
具体的には・・・・
・データ入力:100件で3000円
・掲示板の監視:1日300件で1500円
という感じです。そうすると、毎日やったとして、8万円いったらいい方、という感じなのがわかるかと思います。
扶養がもらえる範囲内で働くという選択肢であればありかもしれませんね。
他にもRPAなどがあさイチなどで話題となっておりましたが、こちらは募集人数や募集期間が決まっていること、そして仕事をもらうまでの研修に費用がかかることは知っておくべきでしょう。
在宅ワーク②起業する
今まで会社で仕事をしていた人にとって、いきなり起業する!という発想はピンとこないかもしれません。
でも、もし・・・
「月に20万円くらいは稼ぎたいなー」
と思っているなら実は一番最初に来る、在宅ワーク候補が、
この、起業する、です。
起業と言われるとなんだかとても敷居の高いことのように聞こえますが、そうでないものもたくさんあります。
詳しくはこちらの女性が起業や副業する!セミナー、アイデア、初期投資など、女性起業のまとめを参考にしてみてくださいね。
実は私がやっているBUYMAのバイヤーも起業の1つ。
全く起業しているという意識なんてなかったのですが、「稼ぐ在宅ワーク」でたどり着いたのがBUYMAで、気がついたら個人事業主になっていました。
と言っても、私も実はすぐにBUYMAのバイヤーにたどり着いたわけではありません。少し特殊ではあるのですが、私がやってきた転妻、駐妻のリアルな在宅ワークについて、書こうと思います。
BUYMAってなに?バイヤーって何?と引っかかったら、ぜひ一緒に勉強しましょう^^
転妻であり、駐妻の私が在宅ワークで経てきた仕事
私が旦那さんと結婚する時に、旦那さんから言われた条件があって、私もそれに同意したから結婚したのですが、その条件とは
「働き続けること」
でした。
私が家事もあまり得意でないことも分かった上で、自分をただ待つ毎日を過ごすのではなく、自分らしく過ごして欲しいという思いからそういってくれたのだと思いますが、
転勤族の妻的には辛い条件〜!
と転妻になってから知った私。それでも、会社を退職せざるを得なくなってからもこのことは守って、自分のお小遣い程度には稼ぐ努力をしていました。
転妻、もとい駐妻の私がやってきた仕事を少しだけ紹介します。
SOHOワーカー(会社に雇われた在宅ワーカー)
私の前にいた会社はベンチャーの会社で、
「せっかく余っている自宅にいる女性のパワーを使いたい」
と考えている会社でした。というわけで、正社員から、SOHO登録の自宅ワーカーに切り替えて仕事を続けていました。
やっていた仕事は、もともとマーケティングの仕事をしていたので、アンケートの分析や、報告書の作成など。
特殊な知識を必要としていたものだったので、比較的時給はよくて、2500円くらいもらっていた計算になります。
ただし、仕事は不定期、きた仕事は結構締め切りがパツパツということも多く、でもお金が欲しかったので引き受ける→引き受けたらまだ当時2歳の息子はアンパンマンのアニメ漬け、その後も夜中まで仕事をし続ける、という感じで家に居ながらにしてものすごーく拘束されてる感じがありました。
それでも、息子を預けることなく、新天地でほとんど誰も知り合いがいない中で仕事をさせてもらえるというのはとてもありがたかったです。
そういう意味で、SOHOに登録して仕事を探す、クラウドワークスで仕事を探すというのは単発にはなりがちではありますが、外に仕事を探しに行くストレスを考えると選択肢としてありなのかな、と思います。
ライター
これも、SOHOの仕事の延長で、分析結果を大手の会社の社内報として発表するための記事を月に5本書いていました。
量にしてA4両面びっしり。月に5本ですので、毎週何かしらの分析と何かしらのライティングに追われてました。
でも、なんか「ライターってかっこいい、私の記事を誰かが読んで何かを感じてくれて嬉しい」というやりがいでやっていたように思います。
が!!
これだけやって、毎月入ってくるお金はだいたい平均して7万円くらいでした。
しかも。
あとで相場を調べてみたら、これだけもらえるなんて良い方で、通常、ライティングの記事1本=300円の世界です。
自分の経験を書くといっても、誰かが読む記事だからそれなりに気を使うし、時間だってかかるのに、もらえるお金はたったの300円。
友人もアメリカ情報の記事を書く仕事をやってみたけど、あまりのコスパの悪さにすぐにやめていました。
最終的に選んだのは、BUYMA(バイマ)で起業するという道。
最終的に私が選んだ道は、BUYMAのバイヤーという仕事でした。
と言っても先ほど書いたように、別に起業するとかそんなこと何も考えてなくて、
「30万円を安定的に家で稼ぎたい」
という目標が私の中にあって、それでリスクが少なくて、稼ぎやすそうだったのがBUYMAだった、ということなんです。
詳しくは主婦やママに最適なネットビジネス BUYMA(バイマ)のメリットとデメリットにまとめてありますが、
1. 無在庫販売が可能なので資金が不要
2. PC環境とクレジットカードさえあればいつでもどこでもできる
3. やり方を知れば誰でも稼げる
4. 外注化すれば自分の時間が1〜2時間で済む
がBUYMAのバイヤーの大きな特徴。実際に全くセンスがなくて普段ユニクロばかりの私も今は自分では1〜2時間しか作業をしないでしっかり稼いでいます。
【体験談】主婦や女性こそ個人事業主(フリーランス)になったほうが良いと思う、家計的(経費)な理由
ここにも書いてありますが、自分の時間も能力も切り売りしない=レバレッジが効くのがBUYMA(バイマ)だったのです。
ただいま第3子絶賛妊娠中、3歳と6歳のまだ一人で遊んでくれない子供たちの相手を目一杯していてもきちんと稼げているのは、SOHOワーカーをしていたらありえなかったなーと思います。
まとめ:転勤族の妻になった今こそ、考えるチャンス
自分自身のことを振り返っても、旦那さんの転勤は大きな人生の転機だったと思います。
それまで乳児を抱えてフルタイムで働いていたところから、一気に別の選択肢がでてきて、どの選択肢も魅力的なところと困るところがあって・・・。
でも、それだけの大きな変化って、結構周りから起こしてもらわないとできなかったりします。
実際に、私も旦那さんの転勤がなければ子供抱えながらつらいなーと思いながらも仕事はフルタイムで続けていたと思うし、とても第2子、第3子は考えられなかったと思うし、自分の力で稼ぐことができるかも知れない、と考えたことすらなかったと思います。
でも、今自分がBUYMA(バイマ)のバイヤーとして自宅で少ない時間、好きな場所で稼げるようになって、「なんでもっと早くにこの仕事に気がつかなかったんだろう!」と思います。
だから、転勤族の妻になった、仕事のことをまた考えないといけなくなった。
これはきっとあなたに降ってきたチャンス。
このチャンスを逃さないで、
「自分はどんな風に仕事ができたらハッピーなのか?」
「どんな形で、どれくらい稼げたら理想的なのか?」
をまず考えてみたらいかがでしょうか?
そのうえで、ここまで書いてきた選択肢をいろいろと考えてみたらいいと思います。
一生懸命考えて行動した先に、また見えてくるものがあると思います^^