【体験談】主婦や女性こそ個人事業主(フリーランス)になったほうが良いと思う、家計的(経費)な理由

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PC1台で、世界中を旅をしながら、場所に捉われない自由なライフスタイルを実現&自由な女子を育成するのが大得意!Stellar代表【花井志穂】

こんにちは、花井志穂です。

私は自分自身が起業して約10年になりますが、

その中で、本当に多くの「起業(副業)したい・フリーランスになりたい」と考える女性たちに出会い、アドバイスをしてきました。

 

そして、私自身、専業主婦→個人事業主→法人化というステップを経て、今に至ります。

 

私は、専業主婦から起業したので、「扶養範囲内で働く問題」は、自身も頭を悩ませた。

 

だけど、正直なところ、今こうして起業してフリーランスとして活動していて思うことは、

「103万円の壁に翻弄されると一生お金に悩む生活になる」

ということ。

 

103万円の壁に悩む人は、結果的に損すると思うし、 
その壁をぶち破って、「私はもっと稼ぐ!!!」と腹を括る人は、もっとお金に得をすると思う。

 

お金持ちになりたいなら、お金を減らすんじゃなくて生み出すのがセオリーだから。

 

その中でも、会社員やパートとして給与所得をあげていく、のではなく、フリーランスや個人事業主として、「経費」をうまく使いながら稼ぐほうが、女性には圧倒的に魅力的な側面があるのです・・・!

 

今日は、昔の同じように、

 

「扶養範囲内で働く方がいいのか?」

「個人事業主やフリーランスで扶養抜けるの怖いんですけど・・・」

「個人事業主ってどうやってなるの?」

「個人事業主、フリーランスになるメリットとかデメリットって、ぶっちゃけある?」

「経費ってどうしてるの?」

「法人化って、した方がいいのかな?」

 

なんてこと悩んでいるあなたへ、私の視点で説明していきますね!

 

Contents

主婦が個人事業主になったら、扶養から抜けるべき?扶養範囲内は無理なのか?

これは今まで専業主婦をしてきた女性からすると、「死活問題」といっても過言ではないのではないだろうか。起業しなくて、パートであっても、扶養控除から外れてしまう「103万円の壁、130万円の壁」という問題は、

「バリバリ働くか?」or「扶養範囲内で調整して働くか?」

という選択肢を持たされる訳です。

 

働く女性が増えた方が、国だって潤うだろうに、このシステム良くわからん。と私は思うのです。

扶養にアセアセして、働く時間と日数を調整しなければいけないなんて、これじゃあ、いつまでたっても「お金貯まんない(増えない)よね」って思う訳です。日本は。

 

しかし、実際のところ、私も専業主婦時代に起業をしたので、「扶養抜けたらどーしよう!」とアセアセとしてましたから、そのお気持ちはわかります。

ということで、この問題を考えていくと、旦那さんの扶養に入っているメリットは、大きく分けてこの3つ。

 

1、扶養手当がもらえる
2、社会保険(年金、健康保険)の優遇
3、税金面(所得税)の優遇

 

扶養手当に関しては、旦那さんが勤めている会社や企業によりますので割愛しますが、2・3の問題を簡単に説明したいと思います。(こういうの苦手・・・・)

主婦のフリーランスとパート、扶養に入れる条件が違うって知ってた?

「103万円の壁」という言葉は、主婦で働こうとしている人であれば、誰しもしっている言葉だと思います。これが扶養に入れるボーダーラインだよと。

正確に言うと、

103万円の壁→所得税の扶養から抜ける
130万円の壁→社会保険の扶養から抜ける

というところなのですが、この理由を解説すると、

所得税で扶養に入る条件は?

ここで103万円の壁という点で考えてみると、「年間の所得金額が38万円以下」というのがひとつのルールです。

所得金額とはなんぞや?と私は思ったので説明すると、所得金額とは給料で稼いだお金です(単純)

 

例えばパートの場合は・・・

パートで働いてもらえたお金は、「給料」とされ、「給料」をもらう人のことを「給与所得者」といいます。そして、この「給与所得者」の場合は、年間稼いだ金額(所得)の中から、「65万円」の控除を受けることができます。

となると、計算式としては、

38万円(所得額)+65万円(給与所得控除)=103万円

となります。これが103万円の壁ってやつです。

だから、103万円までなら稼いでも大丈夫ですよって話です。

 

フリーランスや個人事業主の場合は?

次に、私のようなフリーランスや個人事業主の場合、「給料」という考え方ではありません。「稼いで残った分が自分の報酬じゃい!」(所得)という感じなのです。なのでこの場合、上で書いた「給与所得控除65万円」というのが受けられません。

・・・・OMG。

と思われるかもしれませんが、安心してください、青色申告すれば大丈夫ですよ!

フリーランスや個人事業主が青色申告するメリットとは?

青色申告のメリットをここで少し解説すると、
(以下引用)

・青色申告特別控除を受けることができる

個人事業や不動産事業を営んでいる者が青色申告をしていて、正規の簿記の原則(一般的には複式簿記を言います。)により記帳している場合は、その記帳に基づいて作成した貸借対照表及び損益計算書を確定申告書に添付し、確定申告書をその提出期限までに提出する場合は、青色申告特別控除として、最高65万円を差し引くことができます。

ということなのです!

つまり、「青色申告特別控除」を使えば、「給与所得控除」と同じく、65万円の控除を受けることができます。

ですので、結果的には、

38万円(所得額)+65万円(青色申告特別控除)=103万円

と言う形の計算になるので、青色申告をしていれば、給与所得と同じ!ということ。

 

さらに、ここでフリーランスや個人事業主の最大のメリット!

「経費が使えること!!!!」

経費については、後述の記事を読んでほしいのですが、経費を賢く使うことで、利益を減らすことができるのです・・・・!

そして、経費を賢く使うことで、パートするよりも、個人事業主になった方が圧倒的にメリットが大きいのです。

 

例えば、今年は200万円の利益だったとします。
しかし、100万円の経費を使ったとします。

そうすると、残るのは200-100=100万円の利益。

ここから青色申告特別控除を引くと、残りは35万円。ここに税金がかかるという訳。

「経費」といっても、様々なことに使えるので、このカラクリを理解していれば、ものすごくメリットが大きいんですよ実は。

とはいえ、

子育て主婦が扶養を抜けられない理由

もあるわけで。

それは子育てと仕事時間の問題。

私は、「お金を稼ぎたいなら、扶養とか気にしてないで、一生懸命稼ごうぜ!!!」と思う派なのですが、子供が小さいとそういう訳にもいかないのもこれまた事実で。

 

私の場合、「お金が必要だ!パートに出なくては!」と思ったのは、娘が3才0才の時。

 

となると、娘ふたりを、保育園に預ける必要があります。

・・・・となると、2人で保育料、軽く6万くらい。

 

毎日9時から16時まで働いて、7時間。
7時間×1000円(時給)としたら、1日7000円。

週5日、月20日働いて、14万円か・・・・。そしたら手元に残るのは、、、

 

・・・・・という計算を永遠と頭で繰り広げていました笑

が、しかし、どれだけ一生懸命働いても、自分のかけた時間=お金という労働収入の図式は変わりません。時間をかけないと、収入は増えない。

となると、「可愛い子供の幼少期を見逃してまで働く意味があるのか・・・」と悩みますよね。

風邪だって引くし。仕事を休むのも気がひけるし。

 

だからこそ、私は「インターネットを使って働く」ことを選びました。自宅でできるし、子供を保育園に預けることをしなくても、「収入を得る、働く」ことができるから。

結果的に私は、娘ふたりとも幼少期は一緒に過ごすことができて、とてもよかったなと感じています。

だからこそ、子育て中の方達には、インターネットを使った起業やフリーランスをこころから進めるのですが、そのメリットとは・・・

個人事業主、フリーランスのメリットは?デメリットってぶっちゃけある

実際のところ、他の記事にも書いていますが、私自身「起業するぞー!!」とか、「フリーランスになるぞー!」なんて意気込んでビジネスを始めたわけではありません。

子育てしながら家で稼ぎたい→稼げるようになった→個人事業主、フリーランスになった→法人化した(いまここ)

という流れなので、「個人事業主」なんて言葉すら、全く知りませんでした・・・。

主婦から個人事業主、個人事業主から法人の代表になったのですが、主婦や女性からすると、個人事業主やフリーランスになるということは、家計的にもものすごくメリットがあることだと思います。

では、私が個人事業主・フリーランスになって、何が「よかった!!!」のかと言うと・・・

 

1、自分の稼いだ分が収入になる!

 

まずはこれです。
文字通り、自分で稼いだ分が全て自分の収入になります。

 

最初はもちろん、1000円稼ぐのもヒーヒー言ってたし、1000円稼ぐことすら難しかった。

 

私の場合は、BUYMA(バイマ)という輸入販売で起業をしたのだけど、

1000円稼げて、10000円稼げて、10万円稼げて・・・・これがね、ものすごく、やる気に繋がります笑

 

例えば会社員なら、会社で自分が売り上げ1000万円あげようと、
給料が30万円なら、30万円しかもらえません。

パートでも、どれだけ貢献して、がんばって働いても、時給は変わりません。

 

会社員と個人事業主やフリーランス、何が違うか?というと、

 

会社に勤めている→会社の為に働いている

個人事業主、フリーランス→自分の利益の為に働いている

 

この違いだと思います。

 

どれだけ会社で一生懸命「結果」を出しても、その「結果」は、自分のものではなく会社のもの。でも、個人事業主やフリーランスとして稼げば、その「結果」は全て自分に返ってくるのです。

 

「給料上がらないかなーーーーーー(ため息)」

 

って思ったこと、きっとあなたもあるはずが、笑

 

会社員をしていれば、どれだけ願っても妄想しても、給料が上がることはありません。

上がったとしても、1年で何千円とかの世界。

 

「給料10万円上がらないかなーーーー」

 

と夢の世界に願っているなら、
一刻も早く、副業なり、フリーランスとして稼ぐ方がよっぽど早い。

 

実際、今の時代は「副業解禁」ということで、副業がOKな企業も増えてきました。

 

きっとそのうち、

 

会社員 兼 フリーランス
主婦 兼 フリーランス

 

なんていうのが当たり前になるのかな、とも思いますし、こうしていかないと、これからの未来は自分の人生を守れないんじゃないかなと思います。

 

2、自分の時間を売ることが全てではないので、レバレッジが効く

 

私がフリーランス(起業)になって、2番目によかったなーー!!と思うのがこれ。

 

「えっと、パートで4時間働いて、時給で1000円で、4000円・・・
4000円×20日は、8万円かー。ということは、1ヶ月80時間働くのかー。」

 

って、ずっと頭の中で計算してた。

 

パートをしてるとなおさら。

 

自分の時間を売って、働く以上、どうしても「収入の上限」というものが確約されます。

 

子供がインフルエンザで学校を休めば、自ずとパートも休まなければならず、収入は減ります。だけど、自宅で働くことができれば、そういう時も収入を減らすことはありません。

 

むしろ、子供の看病をしながら、仕事もできてしまうのです。

そして、私のおすすめしている輸入物販などのインターネットビジネスの場合、自分がやらなくてはいけない作業ってものすごく少ない。

 

例えばメルカリなどのフリマアプリって、利用したことあると思いますが、

出品→梱包→発送 

などの一連の作業は、自分でやってると思います。

 

だけど、この作業って実は、自分じゃなくても良いこと。こういった「自分じゃなくてもできる作業」をどんどん人に任せていくことで、自分の自由な時間が生まれます。

これこそが、「レバレッジが働く」ってやつです。

「効果が倍々になる」という意味で、レバレッジという言葉を使いますが、つまり、人の力を借りて、作業を分担していき、自分は「やるべきこと(利益に直結すること)」をやる。

例えば集客だったりとか、リサーチだったりとか。

こういったことをしていくと、1日1−2時間の作業で、大きな金額が稼げるようになります。

 

実際に、私が教えているSGCというコミュニティでは、普通の主婦が、1日1−2時間の作業時間で月収30万円以上稼いでいる例も少なくない。

 

こういう仕組みでビジネスができるようになると、

会社員、パート=自分の時間をかけた分だけ稼げる
個人事業主、フリーランス=自分が時間をかけなくても、稼げる仕組みを作れる

ということになります。

 

自分の稼ぎたい金額=何時間働く必要があるのか?

なんて頭で計算する必要がないのです。

 

自由な時間に好きなことをするのもよし、ビジネスを拡大するために時間を使うも良し。

可能性は、無限大です(ぐふふ)

 

3、会社員で人間関係に悩む必要がない

 

職場に必ず1人はいますよね、合わない人。

 

人それぞれ、合う合わないはあるとは思いますが、フリーランスは無駄な人間関係が全くありません。私の場合、むしろ好きな人しかいません。

 

もちろん、バイヤーという仕事柄、「コイツムカつくーーー!!!」っていう人はお客様でいたりしましたが、それもいっときの縁。

 

顔を合わすこともなければ、この先取引する必要はない。

 

フリーランスをしていると、嫌いな人と、付き合う必要はないんです。

 

これだけでも圧倒的に精神的自由が手に入れられる。最高です。

 

4、働く場所に縛られない、通勤しなくて良い

 

私がフリーランスになって良かった!と思うナンバーワンはこちら。

 

「どこでも仕事ができること」

 

海外でも仕事ができる!とか、カフェでも仕事ができる!とか、
そんなおしゃれな感じもいいのですが、、、

寝ながら仕事してても、誰にも怒られません笑
パジャマでメガネで1日家で仕事してても、稼げるんです。

 

スッピン上等、パジャマ上等、昼寝もできちゃう。

 

家でも、海外にいても、旅行中でも、いつでもどこでも仕事ができる。もちろん、これは業種によりますが、私の場合は、PCとネットさえあれば、どこでもできる。

そうすれば、住む場所も働く場所も働く時間も自由。

最高すぎです。

 

5、お金の知識がつき、賢くなれる

 

給料をもらって生活している時って、

 

「今月は25万円のお給料の中で、家賃は○○円で、食費は○○円で、、、、

あーーーーーーーーー足りない〜泣」

 

という毎日でした。

 

つまり、もらった分から目減りさせていくだけ。

 

収入ー支出

 

という計算をひたすらしていき、残った分は貯金。

 

それだけで、「お金を増やす」ということは全く考えなかった。

 

だけど、フリーランスとなり、「経費」という概念が自分の中に生まれたことによって、お金に賢く生きられるようになったし、(気がする)

何よりも、月に10万円、20万円と収入を増やす柱を持つことで、ライフスタイルの幅も広がりました。

今まで諦めていたこともできるようになるし(趣味とか)
将来のために、お金をどう蓄えていくか?も考えるようになりました。

会社員の時って、ある意味守られすぎていて、保険のこと、年金のこと、老後のことってほとんど考えることってなかった(会社に依存してた)けど、個人事業主やフリーランスは、守ってくれる人がいない。

 

自分を守れるのは、自分だけ

 

この考えになったことで、ある意味危機感も得たし、

・将来のために、今お金をどうするべきなのか?
・資産は貯金しておくのではなくて、運用した方が良いのではないか?

ということも、アンテナを立てて、勉強するようになったんです。

 

こういう「お金の知識の勉強」は、個人事業主やフリーランスにならなかったら、しなかったことかなあと思います。

 

6、負けてもタダでは起き上がらないメンタルが身につく

メンタルとかマインドとか、よく聞くけど、なんか宗教っぽい・・・

なんて思っている人、もしかしたらいるかもしれませんが、メンタルとマインドは、ビジネスをやっていく上で、いや、人生を楽しく前向きに生きていく上で、めちゃくちゃ重要です。

メンタル→精神力
マインド→考え方

と思っていただければ良いですが、精神的に弱い人って、何をしてもなかなかうまく行きません。

これは、生まれ持った性格も関係あるのですが、

「経験値の差」

が一番大きな違いかなと思うんです。

 

例えば、部活でずっと辛い思いして、練習をして、結果を出してきた人は、それを乗り越えてきた精神力が身についている。だから、ちょっとやそっとのことじゃ諦めなかったりする。

受験勉強で、死ぬ物狂いで勉強して、狙っていた高校などに受かった!という成功体験をしている人は、結果の出し方、そこにいたるまでの精神力があります。

 

そういったものは全て、「自分の人生の財産」で、それこそが、メンタルの強い/弱いに繋がってくると思うのです。

ビジネスはそういう意味で、「自分のメンタルを鍛える場」

「絶対に結果が出るまで諦めない」と思い、続けていけば、必ずメンタルは強くなるし、成長できます。

 

7、交通費、飲食代などが経費になり、家計を助ける!

 

これは、後ほど詳しく説明をしていきますが、この「経費」という概念こそ、個人事業主やフリーランスがお金を守って、しっかり自分の利益を増やしていくためには最重要なこと。

 

それについて、ここで詳しくお話をしていこうとおもうのですが、

まずは、、、、

個人事業主、フリーランスは税理士さんを雇うべきなのか?という問題

 

これについて。

私は一度も自分で確定申告をしていません。全て税理士さんにお任せしてきています。

 

個人的には、税理士さんを雇って、お任せした方が良いと思っています。

 

その理由は、

 

「税金計算、経費計算とか、超絶めんどくさい」

 

から笑

 

全く知識のない分野を、一から勉強して、「これは経費になるかな、ならないかな・・・」なんて計算していると、ほんとーーーーーーーーーーーーうに時間がかかります。。。

 

今では、便利な会計ソフトも多数あるようですが、私の考えは、

 

「プロにしか分からないことは、プロに任せろ」

 

私が個人事業主時代にお願いしていた税理士さんは、顧問料は月10,000円ちょっとだったと思うんですよ。

 

それも、レシートそのまま丸投げで笑

 

入力作業も全部やってもらっています(これは今もそう)

 

1万円で、節税対策も教えてくれて、自分の苦手な作業してくれる。

 

これって安いと思いませんか?

 

ある程度、利益が出ているのであれば、すぐにお任せすることをお勧めします。

 

間違いなく、1万円以上の節税対策や、知識を持っていますし、自分の時間の節約になりますよ!

 

今、任せていなくても、とにかくレシート(クレジットカードの明細)は取っておきましょう!!

 

そもそも経費って何?主婦で個人事業主やフリーランスになる隠れたメリット

 

「領収書ください」

 

これは、私の母が、買い物に行った時に良く店員さんに言っていた言葉。

 

今でも鮮明に覚えています笑

 

だけど、普通に主婦をしていたりすると、まず「経費とは?」という感じではないでしょうか。もちろん私もそうでした。

 

私たちフリーランス(個人事業主)や、法人の場合、「利益と経費」というものがあり、

確定申告などをする際にかかる税金は、利益に対して、税金がかかります。

 

つまり簡単に説明すると、

 

経費が多い→利益が減る→税金が安くなる

経費が少ない→利益が増える→税金が高くなる

 

 

ということ。

 

利益を減らせれば減らせるほど、税金がやすくなる、ということです。

 

「利益が減ったら、その分収入も減るんじゃないの?」

 

と思われると思いますが、利益が多ければ多いほど、税金がっつりとられます泣

 

だからこそ、そこのバランスを見極め、「上手な節税」が、フリーランス(個人事業主)には最重要。

 

女性(主婦)が個人事業主・フリーランスになって得する!?経費の種類は?

では、私たちが個人事業主やフリーランスとして、経費を考えた場合、どんなことが経費になるのか?私がよく使っている経費の一例を紹介したいと思います。

 

経費1、「接待交際費」外食やランチ、カフェ代が経費!

 

私の仕事の場合、ノマドでカフェやレストランなどで仕事をすることも多々ありますし、

仕事関係の飲み会やランチ会なども多数。

 

そういう時に、美味しいものを食べたり、飲んだりしますが、そういったものは、基本的には「接待交際費」などで経費計上することが可能です。

 

今までだったら、自分のお小遣いや、家計の中から出費していたランチ代やカフェ代などの飲食代は、経費にすることができます。

 

なので、必ず領収書をもらっておきましょう。

 

経費2、個人事業主は、車やガソリン代、家の家賃や電気代も経費!

 

「荷物を郵便局まで持っていくから車を使ってます!」

「梱包材を買いにいくために、車を使っています!」

 

という感じで、仕事に車を使う機会がある場合は、車も経費になってしまいます。

 

・車の購入費(使用用途によって、全額ではない場合あり)

・ガソリン代

 

これが経費になったら・・・・家計的には大助かりじゃないですか?

 

ガソリン代とか、結構かかりますからね。

 

また、私のように、自宅で仕事をしたり、作業をしている場合、家賃や光熱費、通信費も経費に関しては、「家事関連費」として計上することができます。

 

もちろん、家庭で使用している部分もあるので、全額経費というわけにはなりませんが、それでも経費になったら嬉しい部分。

 

詳しい計算は、税理士さんに聞いてもらうと良いですが、

8万円の家賃で、3万円とか経費にできたら、とっても良いよね。

 

経費3、個人事業主は、電車などの交通費、通信費やPCも経費!

 

電車の運賃、意外とチリツモでかかってくるのだけど、これももちろん経費。

 

私は、Suicaにチャージして、バリバリ使っています!Suicaはどこでも使えるからねー!最高。(たまにコンビニで・・・・おっと、いけねー)

 

モバイルSuicaにしておけば、クレジットカードで決済ができるので、領収書もいらなくてとっっても便利。

 

あとは、ネット回線などの通信費、携帯代も経費となります。

 

さらには、新しいPCなどを購入した場合も、経費です。

 

(10万円以上の商品の場合は、減価償却が適応されるので、一気に全額が経費として落とすことにはなりません)

 

あと、私のようなバイヤーの仕事をしていると、ハワイに行く交通費や宿泊代だって経費にできちゃいます。

 

先日、私の運営しているコミュニティSGCのみんなでハワイに買い付けツアーに行きましたが、こういったものも、全て経費でいけちゃうのです。

 

もちろん、そこに「娯楽」がまざっていたとしても、「仕入れをして、販売をした」というれっきとした証拠があれば、問題ありません。

 

しかも現地買い付けって、めちゃくちゃ利益率良いんですよねー。だからみんな、がっつり買って帰りました。

 

話がそれましたが、こういったものも全て「経費」として計上できるのです^^

 

ちなみに、私の友人はカナダの法人を持っていますが、

「事業内容を増やしたい」ということで、バイヤーになろうかなと言ってました。

 

その理由は、上記と同じ。

 

「日本や海外への渡航費を経費にしたい」

からだそう。

 

日本でも海外でも、法人の節税事情は切実。

 

ほら、ここまで来ると、私たちが生活に必要としているものって、

いろいろと経費にできちゃったりできるんですよね。

 

個人事業主・フリーランスになるデメリットは?

 

ここまで、私が考える個人事業主・フリーランスになったほうがいいと思うメリットをお話してきましたが、もっと気になるのはデメリットではないでしょうか笑

もちろん、デメリットだなーとか、大変だなーと思うことも多々あるので、そちらを紹介していきたいと思います。

 

1、確定申告が面倒くさい

 

自分で確定申告をするとめんどくさい。(やったことないけど)

これに関しては、毎年確定申告の期限である3月には、みんなヒーヒーいいながら、確定申告の作業をしています。

 

だけど、この作業、どれだけ時間をかけても、利益を生み出しません。

 

利益を生み出さない作業は、自分でする必要はない。これが私の考えですし、確定申告は、ビジネスで考えたら、「自分でやらなくても良い部分」になります。

その時間があるなら、自分の事業がもっと利益を上げるためにはどうしたら良いのか?ということを考えて行動したり、のんびりリフレッシュする時間にしたほうが建設的。

 

だからこそ、税理士さんにお願いすることをおすすめします。

 

2、福利厚生・失業保険・退職金がない

 

大手企業などに勤めていると、福利厚生などが充実していたりしますよね。

会社員の時に受けていた健康診断なども、個人事業主やフリーランスになると受けるのは実費だったりします。

 

また、退職金もありません。が、個人事業主やフリーランスは、小規模企業共済というものをかけることができます。

 

小規模企業共済とは、小規模企業の経営者や個人事業主のための退職金制度です。中小機構という国の機関が運営しています。

最も気になる「どれくらい退職金がもらえるのか?」ということですが、最大で、掛け金の 120% が戻ってきます。

 

掛け金は、月 1,000円~70,000 円の範囲で自由に設定できます。月 1,000 円から積み立てられるのなら、無理なく払い続けることができますね。加入後、事業の様子を見ながら掛け金を増額、減額することもできます。

 

なので、これをかけておけば、少し安心。

しかも、小規模企業共済は、経費にすることが可能なんです^^

 

また、将来の為に、今では個人年金(IDECO)などをかける人も増えています。

 

こういった制度を使えば、賢く節税しながら、将来のために貯蓄もできますよ!

 

3、収入が不安定で将来が不安

 

これは個人事業主、フリーランスには最大の壁といっても過言ではありません。

 

私も、主婦から個人事業主(青色申告したとき)になると決めた時、

個人事業主から法人化した時、

 

「本当に大丈夫かな・・・稼いでいけるかな・・・

 

と思っていました。

 

めちゃくちゃ不安でした、はい。

 

会社員やパート=安定

 

だとすれば、

 

個人事業主、フリーランス=不安定

 

と言っても過言ではないかもしれない笑、とくに最初は。

 

だけど、結局、7年やってます。いろんなことがあったし、山あり谷ありですが、それでも確実に良くなっているし、今が一番自分らしく働けているかなって。

 

安定なんて、世の中にはないと思った方が良いし、将来なんて誰にもわからない。

 

安定ボケするよりも、自分の人生や事業をより良くすることを考えて、その為に行動をすれば、必ず良くなって行くものなんです^^

 

それに、主婦であれば、なおさら躊躇する必要はない。

 

だって、旦那さんがいてくれて、稼いできてくれるんだから。

 

男性が起業することよりも、よっっっっぽど精神的に楽だと思います。

 

だから、思い切ってチャレンジしてみる。それでダメなら、どうしたら良くなるか考える。

というより、稼げなかったら、また働けばいいんだから。

今の時代、働くところなんてたくさんあるから、大丈夫!!

 

5、扶養から抜ける可能性がある

 

これは、冒頭でも説明しましたが、気にしている人、本当に多いです。

 

「個人事業主になったら、扶養から抜けないといけないですか?」と心配して、相談されることも多々ありますし、私自身、扶養から抜けるときはめちゃくちゃ緊張しました笑

 

なんか、守られてない感じがして。

 

103万円の壁

 

パートをしている女性の多くは、この金額を超えないように、働いている。ある意味、制限がかかっているんです。

 

旦那さんの扶養に入らせてもらっている=社会的に守られている

 

という感覚は、きっと扶養入っている主婦には感じることで、

 

「扶養から抜けたら扶養手当ももらえないし、本当に得なの?」

 

と、損得で考えてました、私。

 

だけど、扶養から抜けることで、一番よかったのは、

 

「覚悟」が決まったこと。

 

絶対に稼げないといけないんだ!!がんばろう!!と腹をくくってがんばりました。

 

そして、「もしダメだったら、また扶養に入ることができるから大丈夫」と、自分を安心させること。

 

仕事を辞めることも同じで、辞めたって、もしうまくいなかくなったらまた働けばいいし、もしも、個人事業主やフリーランスになって、失敗してしまっても、また働けばいいし、また旦那さんの扶養にいれてもらえばいいんです。

 

そう考えると、私たち女性って、本当に守られてる。

 

私の仲間で、「旦那さんの仕事を辞めさせて、自分の扶養にいれた」というツワモノもいますが笑、

 

もっと、女性(主婦)はチャレンジしていい。

 

大丈夫、死なないから。

 

 


 

ここまでが、私が考える、個人事業主やフリーランスのメリット・そしてデメリット。

一見デメリットと思うことも、実は裏を返せば、メリットだったりするもの。

 

結局、私の中の結論として、「とにかくやってみる、やってみてから考える」

というのが、一番のアドバイスかもしれません。

 

会社に勤めているのと違って、良くも悪くも思っているようにはなりません。

 

だから、今、いろいろなことを考えて悩んでも、正直仕方ないんです。起こるかも分からないことを、今「どうしよう・・・大丈夫かな・・・」なんて悩んでいる時間があれば、まず行動しましょう!

私を含め、あなたよりも先に個人事業主やフリーランスになっている先輩はたくさんいるし、成功談も失敗談もノウハウも今の時代は、グーグルで検索すれば、なんでも分かるから。

 

法人と個人事業主の違いは?私が考える見解と、私が歩んだステップ

最後にもうひとつ、個人事業主やフリーランスを経て、法人化した、私の経験をお話しします。

 

私の場合、

 

個人事業主→約3年

法人→4期目

 

という形で、両方経験をしています。

 

事業形態はほとんど変わっていませんし、従業員(外注さんも含め)も大きく変化なし。

 

それを踏まえて、個人事業主と法人の違いを端的に説明するなら、

 

 

1、法人は、給料があり、それも経費になるが、個人事業主には給料の概念がない

2、法人税と、税率の違い

 

 

この2つ。

 

まず、個人事業主には、「給料」がありません。

 

だから、利益として残った分は、全部自分の取り分になります笑(もちろん税金かかります)

 

それが良いから、敢えて法人にしない!という人もいますが、私は3年半くらいで、法人化をしました。

 

その理由は、2の「法人税と個人事業主の税率の違い」です。

 

このあたりは、調べていただけると詳しい情報が出てくると思います。

 

ということで、どちらにせよ個人事業主やフリーランスが節税していく上で大切なことは、「どれだけ確実に経費計上できるか?」なのです。

 

そしてもうひとつ。

 

自分で事業をしていると、かかってくるのが「消費税」です。

 

以下、引用記事

 

個人事業主が免税事業者となる条件は大きく2つあります。

開業後2年間

課税売上高が1,000万円以下

なぜ「開業後2年間」は免税扱いになるのかというと、消費税の納税義務は「前々年の売上が1,000万円以上の場合」に発生するからです。

つまり、事業をスタートして1年目に売上が1,000万円を超えても、消費税の納税義務が発生するのはその2年後(つまり3年目から)なので、実質的に2年間は免税扱いになるという理屈です。

もう一つの条件は「課税売上高が1,000万円以下」の場合で、売上が1,000万円に満たない自営業者は3年経っても5年経っても、消費税を支払う必要はありません。

もし現在、年間売上が1,000万円に満たないようであれば、消費税については気にしなくても大丈夫です。

ちなみに、事業を始めてから5年目に初めて課税売上高が1,000万円を越えた場合、その2年後となる7年目から消費税の納税事業者になります。

 

私の場合、

 

個人事業主→3年(そのうち、3年目は、消費税の支払いあり)

 

というステップを経て、法人化しました。

 

その理由は、法人税率の違いもそうですが、消費税がかかってきたから。

 

法人になって、2年間は、個人事業主と同じように、消費税が免除されます。

 

まあ、どのみち事業をしていけば、払わなければいけない消費税で、

個人事業主と法人合わせても、4年しか免除されないわけなので、、、

 

法人化のタイミングは、むしろ売り上げが一番高い時にするのがおすすめかも笑

 

だけど、そんなタイミング、誰にもわかりませんけどね汗

 

女性(主婦)が、個人事業主や法人化を行う上で考えておくべきこと

 

ここまで読んでいただき、なんども書いていますが、一番考えるべきこと、、、
1にも2にも3にも、節税です。

 

税金って高いんです。だから、減らせるものは減らした方がいい。

 

7年やってる私からのアドバイス、「とにかく領収書はなんでも取っておけ!」です。

 

経費にできる、できない、を判断するのは税理士さんにお任せして、

私たちはひたすらに領収書を集める。

 

家の家賃や光熱費もそうだけど、意外と「こんなものも経費にできるんだ!」ってこと、たくさんあります。

 

あとは、できるだけキャッシュフロー(お金の流れ)の良いビジネスをしましょう。

 

例えば、私がおすすめしているBUYMA(バイマ)でバイヤーとして稼ぐという仕事は、キャッシュフローがものすごく良いです。

 

その理由は、在庫を持たずに、無在庫販売で行うからなのですが、

「在庫は負の産物」と思ってやるくらいの方がいい。

 

本来の物販ビジネスであれば、基本的に在庫を持って販売することで、商売をするわけですが、BUYMA(バイマ)の場合は、在庫を持つ必要がないからこそ、在庫リスクの心配が少ない。

 

利益計算だけ間違わなければ、マイナスになることはありえません。

 

それはイコール、キャッシュフローが良くなることにも繋がります。

 

まとめ:主婦こそ賢く経費を使って、節税をして、貯金をしよう!

 

いかがでしたでしょうか。

 

女性(主婦)にとって、個人事業主やフリーランスになることのメリットは、とっても大きいのです。

 

旦那さんがいて、働いてくれているのならなおさら。

 

旦那さん=会社員

奥さん=個人事業主、フリーランス

 

という形が、うまく節税をしながら、お金を増やし、守っていく最大の形かもしれません。

 

そのためにまずやることは、とにかくお金の流れを把握しましょう!税理士さんとタッグを組むなり、自分で会計ソフト使うなり、毎月お金の流れを把握する。

 

良くある話で、

 

「利益は出てるはずなのに、手元にお金が残りません・・・」

 

という方がいますが(昔の私)、それは、しっかりとお金の流れを理解していないから。

 

せっかく個人事業主やフリーランスになっても、そこがしっかりできていないと、いつまでたっても「不安」は解消されないでしょう。

 

だから、この機会にぜひ、いろいろと見直してみてください。

 

個人事業主、フリーランスになるメリットを活かし、デメリットを少しでも減らしながら、

素敵な起業ライフを送っていきたいですねー!

 

ABOUTこの記事をかいた人

PC1台で、世界中を旅をしながら、場所に捉われない自由なライフスタイルを実現&自由な女子を育成するのが大得意!Stellar代表【花井志穂】