捻くれ者の正直な選択

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姉弟を育てながら社畜夫を脱サラさせ、夫婦で起業した元崖っぷち主婦【重堂香織】

こんにちは。
Stellar girl’s college じゅうどう かおり です。
 
SGCには、漠然とした不安や月収10万円達成した後の外注化での悩み、
本業とバイマの両立の仕方、子供やパートナーとの向き合い方、
などなど「今」抱えているお悩みに、講師とマンツーマンで40分間
zoomで話せる【講師タイム】という枠があります。

1講師1ヶ月で8コマ
1ヶ月に指名できる講師は1人だけ
早い者勝ちです
 
 
今までのべ1,000人近くの方と出逢って来たこの場所で、
自分の理想とする生活を手にして卒業していかれる方々は、
やはりこう言ったチャンスを逃さず愚直にその機会をモノにして来られた印象
 
 
そんな中、先日SGCメンバーのAさんとの講師タイムの時に、
最近のキーワードとして「素直」というものがやっぱり気になる、
なかなか面倒だなーと思って行動に移せないけど、どうしたら素直に動けるの?
 

というご質問をいただきました。

この問い、あなたならなんと答えますか?
 
 
昔の私は「うーーーーーーーーーーん」と唸って答えが絞り出せず、
沈黙に耐えられず、言葉を絞り出して支離滅裂になり、、、
終わった後に自己嫌悪に陥るという負のスパイラルを唱えていたことでしょう笑
 

5歳から水泳を始め、
20歳の時にフィンスイミングという競技で日本一になりました。
 
ピピーという音がなったら飛び込み台という高台にのって、
「ヨーイ」で構え、電子ピストルの音に反応して水中に出発
 
この瞬間が1番緊張するし高揚する
 
私がやっていた競技は水中競技のマラソンとも言える、
800メートルや1500メートルを泳ぐいわゆる長距離型だったのですが、

0.01秒でも早く飛び出してしまうとどんなに好タイムで泳ぎきっても
その評価は「失格」

そんな怖さに怖気付くと出発から遅れるし、
飛び出すのが遅くなれば、ゴールでコンマ何秒の世界で負ける
 
 
勝ったからって賞金がもらえるわけでもない、
履歴書にかけるような資格が発行されるわけでもない
 

これ言ったら最後だけど、
何のためにがんばるのかって究極の自己満のため笑
 
 
けれどこの「自己を満たす」という経験が
てっぺんをとるために自分の時間を遣うという体験が
自分の人生にとっての指針となり、自信となる
 
 
これは競技を離れ、
大人になって自分の脚で立ち、
たくさん失敗したから理解できたこと
 
 
スタート前、
数年早くその頂に立ったコーチに言われたのは

自分の思う通りのレースをして来い

とたった一言
私の取扱説明書を熟知した彼なりの言葉

記録を狙い
勝負に打ちかすための作戦を立て
相手の出方を見る

こういう試合運びをする場合もあるけれど、
誰かを意識した途端負けるんですワタシ笑
  
元々争い事が大嫌い
勝負事もあんまり興味がないw
 
 
ここでは悪い意味での優しさが裏目に出て、
「あ、お先にどうぞ〜」みたいになっちゃう笑
 
 
陸に上がればお菓子交換してプリクラ撮ってディズニーに行く約束してるのに、
水上ではなんで戦わなきゃならないの?って捻くれてましたw

素直じゃないでしょ?!笑

 

素直さとは、

「自分のフラットな状態を知って、
 自分の心に正直な選択をすること」

これが出発地点なんだと私は定義付けました。

〜すべき
ルールはこう
はみ出すものには罰!
 
みたいな文化は残念ながらまだあるし、
自分で選択ができない状況では、

どこかで誰かや何かに依存した生き方を
選択せざるを得ないことがあると思います。
 
 
素直な人だなーというのは周りからみた評価であって、

もしかしたら仮面をかぶっているのかもしれないし、
我慢しているのかもしれないし、
天邪鬼な回答をせざるを得ない状況なのかもしれない。
 
でも、

自分についた嘘というのは跳ね返ってくるパワーが強靭で
ずっとそれを繰り返しているといつか壊れてしまう。
 

自分が何に対してストレスを感じて、
どういう状況だったら居心地が良いのか
 
 
この問いに対して即答できますか?

「ワタシ」の思う通りにしてくれない子供やパートナーを見て、
”素直じゃないな〜”って感じたことがある人は多いと思うけれど、

本人達からしたらそれは、他人評価なんですよね。
 

Aさんの言う、なかなか面倒だなーと思って行動に移せないことって
よくよくヒモ解いていくと、自分で決めたことではない事柄だったりして
本心との乖離が生まれている状況だったりすると思うんですよね。

捉え方によってはネガティブな「自己中」と表裏一体な感じがしますが、
自分の気持ちに素直になることは、日常でもトレーニングができるはず

そこにいるみんながハンバーグを選んでも、自分は生姜焼きが食べたい!
と思ったら躊躇せず、それを選ぶってこと

ババくさいとか言われても気にしちゃダメ笑

 
好きな色も形も、モノもコトも、子供の育て方も夫婦の在り方も、
仕事の仕方もみんな違っていいんだってことを赦すこと
 

大切なのは、自分の気持ちに嘘をつかず
「自分で決める」という鍛錬の積み重ねから逃げないこと

本心と日々触れ合っているのは間違いなく自分ですからね。
その違和感を無視せず、向き合い続けていくことで

「素直な人だね」

という他者評価にも結びついていくのではないでしょうか。
 
 
1日のどこかで5分で良いから自分を愛でる時間を意識できると、
未来の素直な自分を思い描くことができるかもしれません。
 
寒い日が続いております。
どうか心身ともにご自愛くださいませね^^

Stellar girl’s college
じゅうどう かおり