こんにちは、花井志穂です。
離婚も結婚も、出産も子育ても介護も、結局のところ、「経験者」にしか分からないことだと思っています。
私自身、結婚して、子育てして、まさか、自分が離婚するなんて、思ってもみませんでした。。。
離婚して一年ちょっと、やっと少しずつ傷も癒えてきて、「離婚する女性、離婚したい女性」に対して、伝えたいメッセージが生まれてきて、その中のひとつが、女性の自立と、お金の問題。

女性にとっての、結婚と離婚と仕事とお金の問題。
女性にとって結婚って、ライフスタイルを大きく変化させますよね。
例えばだけど、旦那さんの都合で転勤することになったら、仕事をやめなければいけない。
だから、女性にとってキャリアって必要なくない!?って思うんですよね。だって、キャリアって、結婚したら守ることが難しくなるんだから。
で、結婚して、子育てをして、仕事を辞めることになると、結局、私たち女性には「仕事」が無くなる。子育てと家事が仕事になって、働けたとしてもパート。
そうなると、旦那さんのお給料で生活することが当たり前になって、
それと共に、どんどん自分の「自信」がなくなっていく。
そしてさらには、「年齢の壁」というものがあって、子供の手が離れて、働きたい仕事に就けなくなる。
そうなると、お給料で選ぶ、というよりは、「雇ってもらえるか?雇ってもらえないか?」になるわけで、
「やりがいのある仕事」につける確率って、結婚前よりも減ってくると思います。
そうすると、自信がなくなる。自信がなくなると、自立できないと思えてくる。自立できないと思うと、離婚したくても離婚を選べなくなる。
離婚が良いこと、だとは思いませんが、
離婚が悪いこと、だとも思いません。
だけど、結婚よりも圧倒的に難しいのが離婚。
子供のこと、家族のこと、お金のこと・・・・
結婚は「無いものを新しく作る喜び」があるけど、
離婚は「今あるものを壊す悲しみと罪悪感」が大きくて。
だけど、離婚は、女性を強くします。そして、その強さは、自分の人生を今以上にポジティブに生きていくための、ひとつの選択肢のように思います。
シングルマザーで子育てするためには、お金の余裕が不可欠
例えばもし、旦那さんと離婚して、子供を自分が育てることになった場合、自分で全てを養っていく必要がある。そうなると、今の生活と同レベルの生活をすることが難しくなり、そう考えると、我慢してでも結婚生活を続けた方がいいんじゃないか?と思えてくる。
そんな理由で、離婚できない人が多いのであれば、「金銭的な自立」ができている女性が増えたら、今より離婚は増えるかもしれません・・・
私もそうだけど、もし、自分で自立した収入源をもっていなかったら、離婚はしなかったんじゃないかなと思う。
そこまでの勇気が出なかった、というのが正しいかな。
私が、自分でビジネスをするようになって、変わった価値観もあったし、
それはいい意味でも悪い意味でもあって。
だけどね、「金銭的自立」には、またひとつ違う面があると思っていて。
もし自分が金銭的に自立していて、お金を稼げていれば、旦那さんと仲良くすることだって可能だと思うんですよ。
だって、お金があれば、好きなことができる。我慢しなくてよくなる。
そうすれば、ストレスが大きく減る。ストレスが減れば、ケンカすることも減るんじゃないのかな?って。
女性にとって、心の余裕って、本当に大事で、
その余裕の最たるものが、「お金」なんだと感じるから。
節約ばっかしてると心が荒みます><
食費も電気代も、節約したって、そんな大きな金額を節約できるわけではないし。
なにより、それで自分の人生を、自分で選べないのはツライ。
仮面夫婦でもいいけど(よくないけど)、やっぱりお金に余裕があるだけで、全然違う。
「いつでも離婚できるんだ」っていう、精神的余裕があるのと無いのでは、全然違う。
結婚して気づくこと・・・・それは、「永遠」なんてないってこと。
感情もそうだし、ライフスタイルだってそう。
多くの人は、
「安定、確実、安全」
という言葉に安心感をもつ傾向があります。だけど、未来永劫同じことって、なにひとつないわけで。
生きていれば、いろんな状況が変わるけど、
いつまでも「主婦」でいて、
いつまでも、変わらない人生送っていたら、
きっと、いつまでも「愚痴」ばかりの人生になっちゃう。
だけど、「他人」は変えられない。
変えられるのは、自分だけ。
自分の考え方が変われば、解釈が変わって、解釈が変われば、行動が変えられます。
そうすることが、「女性の自立」の第一歩かなって、最近思います。
離婚は確かにネガティヴなこと。
だけど、逆に、新しい人生のスタート。
「離婚」というキーワードを考えるのであれば、「どうすれば自立できるか?」を一緒に考えましょう。
そうすれば、逆に、「離婚」を選ばなくても、夫婦関係がよくなる可能性だってありますしね。
誰の人生でもなく、自分の人生。だからこそ、まずは、あなた自信が金銭的自立を目指すことを、オススメします。
私が「金銭的自立」ができたストーリーはこちら↓
