【アメリカ在住素朴な疑問】駐妻はセレブでお金持ちなの?

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目標は海外永住!キッズ3人と自由満喫中、NY在住駐妻バイヤー【笠井麻梨子】

こんにちは、かさまりこと笠井麻梨子です。

3月も下旬なのに、今年のニューヨークはまだまだ寒い!ダウンコートが全然手放せなくて、いい加減あったかくなって〜!と毎日言っています。

まだまだ昼間も5度くらいまでしか上がらない日も多く、子供たちを公園に連れて行くのも億劫でつい閉じこもりがちです。

そんな休日の最近の遊びは「人生ゲーム」。最近の人生ゲームはまたリアルですね!子供が全然生まれない笑

だいたい5歳の息子が子供を二人くらい生んで、私も旦那さんも生まれない、というのがなぜか鉄板になっています笑

 

Contents

海外駐在は、お金持ちなのか?

さて、よく海外の駐在っていうと、お金持ちだよね〜遊んでてお金があっていいよね〜という風に思われるかと思います。

でも実際にそうなのでしょうか?駐在4年目の私の答え。

結論から言いますと、

「海外で暮らせるだけのお金はもらえている。」

そう、会社からの手当はどこの会社もそれなりに厚い。

そりゃそうです、もらえてなかったら生きていけませんから。

企業によって、またどの役職で駐在することになったか、にもよりますが、以下のものはサポートされていることが多いように思います。

  • 家賃補助(上限あり。会社によっては社宅的にこの家に住め、と言われるケースもあります)
  • 教育費補助、幼稚園代などの学校に通うための費用(大体3歳から。)
  • (地域によって)車購入補助
  • 引越し補助

上記の補助について、出し方はそれぞれ。一括で出してくれて、その中から好きなように使いなさい、という企業もあるようですが、聞いてみると家賃補助にいくら、幼稚園の補助にいくら、という感じで項目ごとに金額が決まっているところがほとんどかと思います。

また、多くの会社は給料を日本円とアメリカドルである一定の比率で入れてくれるシステム。

そうすることで、帰国時に日本円がないとか日本で保険などに入っている場合に支払う原資がない、とならないように配慮してくれます。

そういうわけで、様々な補助をしてもらえるので、生活基盤はの分、日本でのお給料よりは手厚くもらえる感覚はあります。

 

確かに補助はある。では生活は楽か?

こうやって書いてみると、比較的優遇されていることは確かです。

しかし、だからと言ってセレブで金持ちか?というとそうでは、残念ながら、ないのです。

それはなぜか?

 

1.(アメリカの場合)物価が高い!

アメリカって、安いものがたくさんあっていいなーって印象の人が多いと思います。

確かにオモチャ、衣料品やブランド品などは安い。

ところが、日用品、食品、特に外食。メチャ高いです。

「日本って物価高いんでしょ?」と現地の人によく言われますが、とんでもない!アメリカの方が高いです。

例をあげてみましょう。

マクドナルド。味は日本よりまずい。いわゆる普通のチーズバーガー、ポテト、ナゲット、コーラ、ハッピーセットで15ドルします。

15ドルなので、円換算すると1700円。

マックで1700円ですよ?!

日用品。ジェル洗剤80個で15ドル。1700円。

よっぽど安いスーパーに行かない限り、週2回の買い物でも1回あたり60ドルに抑えるのはかなり大変。つまり1週間で120ドルはザラです。週に1回の買い物で日本だと14000円も買いませんよね。

外食はマックだけでもそれくらい、ピザ屋さん、パスタ屋さんに行くと、ランチでも50ドルを下回らせるのは難しいです。これに加えてチップも15%は払うので、日本円にすると7000円!ピザ屋さんで普通にランチして7000円です。信じられますか?

もうこうなってくると、なるべく満足して食べたいのですが、幼児二人連れて落ち着いて食べるなんてなかなか難しく、それならもうデリバリーでいいよね、とか、お惣菜でいいよね、という風にすぐになってしまいます。

最近でこそ、子供たちも食べられるものが増えて、お腹をすかせていれば静かに食べてくれるので、たまに行くようになりましたが、それでも「高いな〜」という印象はぬぐえません。

 

2. ダブルインカム→シングルインカムの壁

私たち夫婦は日本では二人ともフルタイムで働いていました。ですので、収入も倍とまではいきませんが、もちろん今より多かったのです。

フルタイムの時と比べて、外食などが減ったものの、それでも書いたように、ベースの物価が高い。

そして何より私に節約の習慣がない・・・。

これは実はかなりの痛手です。きっと、しっかりとした主婦なら、「1週間に使う食材はこれ、だから食費はこれくらいまで」とちゃんと計算できるのでしょうが、結構頑張ってみたのですがどうしても私はどれができず、お金管理係の旦那さんから怒られてばかりでした。

これって意外と精神的に辛くて、

「私、何もできない・・・」と本当に凹むパタンです。

 

3. アメリカにいるのだから、そこでしかできないことをしたい

3年~5年という期限付きの駐在。日本から行くととても遠くて高いし、行く気もしないけど、せっかくアメリカにいるんだから行ってみたいところは沢山あります。

フロリダしかり、ナイアガラしかり。カナダ、ロサンゼルス、ラスベガス、、、候補を挙げ始めたらキリがありません。

せっかくいるのだから、全部とまでは行かなくても、いくつかは行っておきたい。そう思うと、やはり手に有り余るほどのお金は、アメリカでは残念ながら残らないのではないでしょうか・・。

 

海外駐在のパターン3つ

そんなわけで、生活のベースが高い、加えて節約が苦手、そしてアメリカならではのことがしたい。そう思うとお金がかかるわけです。

駐在の中でも実際にセレブの方もいらっしゃいます。

駐在の方って、実は3種類いらして、

  • ご主人の留学についてくるパタン
  • ご主人の出向でついてくるパタン
  • ご主人が役職付きでこちらにくるパタン

があるんです。最後の方達は、少し年齢が上で、そうなるとベースの給料が高い→こちらでもらうお給料も高い。

留学パタンは一番きついことが多くて、補助も少なく、下手すると奥様やお子さんは勝手についてきている(会社として補助していない)ケースも。そうなると本当に切り詰めて生活しないといけないレベルです。

だいたいの方は2番目。そうなると、さっきもちょっと書いたように、元々のベースの給料と、会社の補助の手厚さ、あとは奥様の節約の技量で金持ちになれるかどうかが変わります笑

お金持ちも、どういう基準でそう呼ぶかにもよりますよね。

例えば旅行は豪勢に行くけど、普段はとても倹約している。逆に普段結構豪華に外食はしているけど、旅行は行かない。

とか。

でも、両方をやろうと思うと、全然お金は足りないんです!

と書いたところで、日本でも同じかもしれないですね。

 

良くばり系女子の生きる道は一つ。

うちの場合、普段の生活の優先順位は

食事>旅行>その他

でした。

でもニューヨークって、実は日本語教育を受けようと思うといくらでも受けられる環境なんです。
これは私は以前住んでいたバージニアとかなり違っていて、せっかく受けさせてあげられるのだったら受けさせてあげたいというのが親心。

ところが、食費と旅行は削りたくない、というか削る能力のなかった私。

加えて、比較的駐在の中では年齢の低い旦那さん(来た当初は圧倒的に一番年下でした)だったので、他の人と同じ生活をしていても、他の人がその日本語教室に通えても、うちは通えませんでした。

話を聞くと本当に良さそうな、その日本語教室。

通わせたくて通わせたくて、でも節約しきれない自分が悔しくてたまりませんでした。

旦那さんに話すと、

「日本語は日本に帰れば身につく。アメリカ国内の旅行はいましかできない。」

ととてももっともらしいことを言われてしまい、ぐうの音も出ませんでした。

だから、バイヤーを始めた時の最初の夢は、その日本語教室に息子を通わせること。

それが叶った日の喜びは、今でも忘れられません。

そう、叶えたい夢があるならば、自分で叶えればいい。

確かに自分で稼ぐって、楽ではありません。でも、その楽でないことを、旦那さんは毎日して来てくれています。その中での生活に満足できないならば、自分が動けばいいんです。

それが良くばり系女子の生きる道だよな〜と思います。

駐在だと仕事を見つけるのも一苦労だけど、BUYMA(バイマ)であれば、むしろ海外にいることがメリット以外の何物でもなくなる。しかも家で、日本語でできる。ちょっと英語がわかれば有利になる。

寒くても外に出ないでできる!笑

まだまだ寒いニューヨークでああよかったな〜と思ったのでした^^

 

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