「私にはできない」「それ、無理」と決めているのは自分自身なのだ

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目標は海外永住!キッズ3人と自由満喫中、NY在住駐妻バイヤー【笠井麻梨子】

こんにちは、かさまりこと笠井麻梨子です。

現在私がこの記事を書いているのはどこかというと、空の上。日本に向かう飛行機の中でこの記事を書いています。

実は、この飛行機ではなくて、私が乗るべきだった飛行機は明日。

だけれど、いろんな事情から今日、いきなり飛行機に乗っています笑

そこから、また気がついたことがあったので、今日はそのことを共有したいと思います。

 

Contents

大雪警報で明日飛行機が飛ばない?!!

さて、今回の経緯について、もう少しご説明しようと思います笑

出発を明日に控えた本日。アメリカニューヨークはとても穏やかに晴れていました。

でも・・・明日は雪予報。

でもでも!まさか飛行機が飛ばないなんてことはないよね!
そう簡単にこの雪を見ておりました。

それがですね。友人とのラインで、「今トレジョに買い出しにきてるけど、明日からのストームに備えてみんな買い出しにきてて、めっちゃ混んでる!」

ときたんですよ。。。

え。ストーム。

ちょっと待ったーー!

慌てて天気予報を確認したら、なんと本日の夜から、明後日の夕方まで大きなスノーストーム警報。警報ですよ。

こんなに今日晴れてるのに?

私の乗る予定の飛行機はその吹雪のど真ん中の時間。

私の日本での予定は到着日の夕方からびっちり入っていました。

顔面蒼白です。いま、私の目の前には誰も預かる先のない、2歳半の娘がいる。そして15時半には息子が帰ってくる。

すぐに、午後10時ごろの便がないかをチェックし始めました。

というのも、旦那さんが帰ってくるのは夜の7時。無理を言って、6時くらいに帰ってきてもらえれば、なんとか10時ごろの飛行機に乗れるだろうと。乗り継ぎをいくつかしないといけないことになっても、とにかくアメリカ東海岸を抜けられれば、あとはなんとかなると思ったのです。

ところが、日本行きの飛行機は、乗り継ぎを合わせても私が使用しようとしていたANA便は午後7時まで。しかも、使おうとしていたJFK国際空港から出発のものがない。

唯一あるのが、ANAの直行便、16:55発。

時間はすでに午前11時半。

旦那さんは仕事中。

うーーーーん。

一度は諦めました。でも、明後日の夕方まで吹雪ということは、私が出発できるのは3日後。もともと日本滞在は飛行機に乗っている時間を含めて、たった6日。

3泊5日のために帰る?それならもうマイルで行くことにしていたし、ホテルも直前までキャンセル効くし、もういっそのこと帰るのをやめることまで考えました。

すごく楽しみにしていて、そしてイベントの司会やら、仕事の打ち合わせやら、たくさんの予定を、旦那さんの時間をもらって、子供たちを見てもらって一人でやれるだけやろうとしていたこの日本滞在。

この直前に日本から来たお客さんがインフルエンザを持ってくるわ、子供たちと私はタチの悪い鼻風邪をひくわ、5年に1度くらいの大停電がニューヨークで起きるわ・・・極め付けは娘の結膜炎がうつってしまって両目がホラー並みに真っ赤!

それでも、思いっきり仕事ができる、自分時間を本当に楽しみに、励みにしてやって来ていました。この2ヶ月、このために頑張ってきたと言っても過言ではありません。

これは呪われている・・・

旦那さんに暴言を吐きまくり、超正直に言ってしまうと、子供たちも呪いました。

だって、一人だったら、空港に飛んでいって、キャンセル待ちでもなんでもして、この16:55の飛行機に乗る努力をする確信があったから。

 

諦めたらそこで試合終了ですよ

旦那さんに一通りテキストで暴言を吐きまくり、2歳半の娘を放置してぼーっとしていたのですが、ここまで考えて思ったのです。

「いや、ここで何もしないで諦めて日本行きなくなったら、ものすごくドス黒い気持ちと一緒に数ヶ月過ごすことになる。それって誰もハッピーじゃない」

と。そして、

「本当にやれること、全部やったって言える?」

と。

時刻は12時。うーん、駄目でもともと、やること全部やってダメだったら潔く、気持ちよく日本行きを諦めよう、迷惑をかける人たちにもやるだけやってダメだったらそう言えるし、と行動開始しました。

まずはANAデスクに泣きつきました。と同時に、旦那さんに本当に帰ってこれないのかをテキストで交渉開始。

幸いにも旦那さんは、割と仕事場所はフレキシブル。

正確にいうと、一緒に色々とやり始めて、フレキシブルになりました。

もちろん会社がそれを許してくれる環境であるということもそうなのですが、その環境を生かさないのが日本人の特徴。
でも、私が家で仕事を始めて、一緒にいろいろな夢の話をして来て、いまはアメリカ人並みに会社の許容いっぱいまで家族と時間を過ごしたり、自分なりの仕事スタイルを確立させようとしています。

話を戻して・・・

ANAデスク
「うーん通常は6時間前の変更は不可能ですし、そもそもマイル利用のお席はもうないのですが、ストームについてはこちらも認識しております。スーパバイザーに聞いてきますのでお待ちくださいね。」

かさまり
「どうしても日本に明後日の夕方いなくてはいけないんです。でもストームですよね?明日。空いてたらなんとかならないでしょうか??」

ANAデスク
「そうですよね。やれるだけの交渉してみます!」

かさまり 旦那さんに
「つながっちゃった!行ってもいいか、帰ってこれるかどうか、教えて、いますぐ!!!」

旦那さん
「よし、とりあえず帰るわ。」

ANAデスク
「オッケーでました!変更してよろしいでしょうか?」

かさまり
「はい!!!」
変更できる!変更するよ!

あそこで諦めていたら、私、多分心が折れて、今回日本行きすらやめて拗ねまくって過ごしてました。

でも諦めたらそこで終了、本当にその通り、諦めないで行動してみたから、こうして飛行機に乗っています。

 

無理、できない、は自分で決めつけてることだ

ここで学んだこと。今回のこの状況、ほとんどの人は諦めるという選択肢を取ったと思います。
実際に私もそうでした。一緒にイベントをやる友人にこう送っていたほどです笑

でも、その後の未来を想像してみたら、私はやっぱり諦めたくなかった。そして考えてみたら、目の前に可能性は小さくても方法はあったんです。

「今日の便はないかな?」
「夜の便はないかな?」

ここまではきっと考えると思います。

でもなかったら、そこで諦める。実際、私が乗っている、この飛行機、ガラガラなんです。
つまり、私のように頼み込んで1日前倒しにして乗る素っ頓狂なことをする人はほとんどいなかったということ。

99%ダメかもしれないけど、1%できるかもしれない。

1%やりきって、100%ダメになったら、それこそ気持ちよく諦められると思いませんか?

多くの人は、普段の自分も含めてですが、70%くらいできなかったら諦めてることがほとんどなんじゃないかな、とつくづく思いました。

私も、です。

普段、「ブログ書きたいのに、子供に邪魔されて書けないよ」とか、「リサーチって、集中したいから子供がいるときは無理だよね」とか、すごく制限をかけていることに気が付いて、反省しました。まだまだ考える努力が足りないなと。

 

「突破力」に必要なのは「覚悟」と「やりたい気持ち」

子供を言い訳にしてやめてしまう私にいつもなくて、今回あったことって、なんでしょうか。

それは
「どうしても行きたい」
「どうしても今回予定している全てのことをキャンセルしたくない」

この想いの強さだと思いますそして、それと向き合おう、そしてたとえ旦那さんが不機嫌になっても、ANAデスクに嫌がられても、言ってみよう、そう思えたんだと思います。

人に嫌なことを言うのって、嫌ですよね!特に身近で、迷惑かけるとわかっていると、なおの事言いたくない。

普段、私はこの気持ちに負けてるなーとも気づきました。

でも、言ってみたら。

ANAデスクの人にとって、明日欠航になってしまう可能性の高い便の振替便を探すより、私に今日乗ってもらってしまった方がよかった。

そして、旦那さんは、

「俺は応援してるからな」

と言って、とても気持ちよく送ってくれました。

そう言ってもらえて、ちょっと泣きそうになりました。

また揉めるかも、と思い込んでいたのは私だったのです。

自分が一生懸命やっていることを、否定されると悲しいけど、でもこうやって応援してもらえてるとわかると、嬉しいですね。

強い覚悟と、やりたい気持ちって、自分を強くして、人を巻き込む力になると、そう知った事件でした。

できない、無理、を変えられるのは、自分自身です。待っていても何も変えられない。周りは今回の天気のように、変わるかもしれない、自分に不可抗力な形で。でも、そこから次に行けるか、行けないか、ではなくて、行くか、いかないか、なんですね。

飛行機の上で、久しぶりに悠々自適にスターウォーズの最新作を見ながら、周りへの感謝と自分のちょっとした行動力にビールとともに酔いしれたのでした笑

 

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