遺すもの、残されたモノ

セミナー募集用バナー画像

ABOUTこの記事をかいた人

姉弟を育てながら社畜夫を脱サラさせ、夫婦で起業した元崖っぷち主婦【重堂香織】

こんにちは。
Stellar girl’s college じゅうどう かおり です。
 
今年のテーマ【捨】

を律儀に守り、早くも1ヶ月が経過しましたがその勢いは止まることを知りませんw

物やコトを様々手放していく
一方で「残る」モノもあるわけで、
 

その1つに「活字」があります。
 
 
継ぎ足し続けた日記で歴史を振りながら
あの時はこれがテーマだったなぁとか、
ずいぶんお世話になった本は年季が入り過ぎて
もう売り物にはならんなぁと懐かしく想いにふけたりと、ここ数日はいわゆる
 

これのせいで整理整頓が進まないっ!

と言う贅沢な刻の過ごし方をしていましたが、
そんな中でも一際目立つ一冊の本が、
私のバイブル書になるとは、
思いもよらぬ出来事でした。
 
 
【愚直にひたむきに】

このタイトルの著書は義父
どこにも売ってない、非売品の自伝
 
初版本しかない、発行年は2011年
義父が古希を迎えた頃に出来上がった
誰も描くことの出来ない物語りです。
 
 
自伝を描くなんて自意識過剰
自分のコトが大好きなんだろうな

何も知らない世間一般の反応はきっと
こんな感じかなと

その頁に引き込まれる前までは、
私ももちろん世論に意義なし派でした。
 
 
ところが、
勝手な解釈で自伝と思い込んで
疑わなかった義父の処女作は、

めくるごとに出逢った人達への感謝が溢れ、
自分の行動、言動、想いを反省改善した事柄や、
子供達に向けた照れくさいラブレターが綴られており、

306ページに及ぶ義父70年の歴史は
愛溢れた尊い人生で、
人として学ぶべき姿勢を遺してくれた
人生のバイブル書でした。
 

孫に会えると一瞬で目尻が下がり、
デレッデレのじぃじw
 
昭和のおやじぃだった義父の教育を受けていた主人は、未だにその姿が信じられないと言います笑

自伝の中には数々の弛まぬ努力が連ねられていますが例えば、
 
 
引退してからも大好きなビールを美味しく飲めるようにと2時間の散歩は欠かさず、

ボケ防止に早寝早起きは必須
朝から英会話の勉強と新聞をしっかり読み込み

手先が鈍らないようにと細かい洗濯はじいちゃんの仕事
 
そんな風にいつも自分に課題を貸し、日々を充実したものにする努力も忘れない人です。

フラッと遊びに行くだけでは垣間見れないその努力を継続し続けられるコミット力と、
 
何か大変な事があっても受け止め、赦し、時には誰かを頼って次へと進ませ、その感謝を忘れない
 
 
そんな父の背中を見て育った息子くんが
ワタシの推し(笑)
 
 
病気とは無縁で過ごして来た義父が昨年、脳梗塞で倒れ、その知らせを聞いた時は胸が張り裂けそうな面持ちでしたが、
 
コツコツと続けて来た努力の結果、
幸いにも重症化せず、

基礎体力オバケだったおかげもあり、
最短でリハビリを終え、先日退院
 

入院中はとにかく家族に会いたい一心で
様々な事を頑張っていました。

何かを決めてやり続けるって
自分との約束を守るということ
 
守り抜いた先にある自信という鎧が
84歳のイケおじぃを創った結果です。

自分の歩む道中には、
欲や癖という敵がしょっちゅう出てきて
その道を阻もうとするけれど

自分が守りたいもの、
心底大切にしたいこと

その揺らがぬ想いあってこその在り方

毎年辞典のような厚みの年賀状が届き、
ご近所さんの四方八方から声をかけられ、
妻と嫁の忠告は聞かず、孫娘に言われりゃ控酒w

そんな人情溢れる義父の姿勢から、多くの学びが得られる今の環境はとっても贅沢です。
  

病のおかげで少し心細くなったその背中を
今度はこちら側が支えになれるように
 
どんな小さな事であったとしても

自分との約束を守る

ことを日々積み重ねて行きたいと、
強く感じました。

あなたのバイブル書はなんですか?
あなたの望む未来を既に体現してる人はいますか?
  

あなたの変化のきっかけになれるなら、
ぜひ私たちに会いに来てくださいね。

Stellar girl’s college
じゅうどう かおり