SHINYS

【物事の捉え方に学ぶ】「楽しさ」「トキメキ」に重きを置き、仕事と思わない複業の働き方

右:重堂香織(じゅうどうかおり)

Stellar Girl’s College(通称SGC) 校長

重堂プロフィールはこちら

左:マッカーラ 純さん


重堂:本日は、純さんにお越しいただいて、お話を聞いていこうと思います。
まず、お名前と住んでいる場所と家族構成を教えてもらってもいいですか?

純さん:マッカーラ純です。
アメリカテキサス州ダラスです。
15歳年上の旦那さんと、15歳の長男、2歳の次男、わんちゃん(7歳)と暮らしています。

重堂:ありがとうございます!
早速ですが今の在宅でのお仕事歴を教えていただけますか?

純さん:はい、Stellar Girl’s College(通称SGC)入学したのが2023年1月末で、そこからBUYMAをスタートしたので、1年9ヶ月ぐらいですね。

 

重堂:なるほど!Stellar Girl’s College(通称SGC) 入学と同時にBUYMAを知った感じですか?

純さん:いいえ、、、。実はBUYMA自体は長男出産後、だから15年前から知っていて、当時は月に3万円ぐらい欲しいと思ってバイヤーをスタートしました。もちろん独学独流、スマホなんてないですし、昔のパソコン抱えてやっていました。

リサーチなんて知らないからやってないし、ちょうど子供が生まれたこともあってベビー用品とかみてたんですが、その流れで「あれ、これ日本で買うと高いな」と思ったりして価格に差があるという事を発見したんですよね。

ただ、1年半ぐらいで結局仕事復帰したのでBUYMAはもうそれっきり。

、、、BUYMAは逃げなかったですね(笑)

 

重堂:あら、名言とられたわ笑

まさかそんな昔からご存知でバイヤーもされていたとは、代表の志穂さんや私より、先輩だったわけですねw
しかもネットサーフィンの延長で「価格差がある」ということに気づいていち早く始められたのはすごい。

仕事復帰はあれどBUYMAから離れたのに、15年越しに今回なんでまた始めようと思ったのですか?

 

純さん:13年あいて二人目が生まれて、また仕事やめてどうしようと、、、

そして15年前と違うのは、月3万円のおこづかいじゃなくて、きちんと事業にしたいという状況と気持ちですね。

産後シングルインカムになって、生後半年ぐらいの時にむっちゃ生活が苦しくなったんです。
仕事復帰も考えたけれど、
2人目だとこれで赤ちゃん期も最後だしと思うと即復帰したくなくて、、、

そんな時たまたま見ていたフェイスブックで笠井さんの広告をみつけて、BUYMAを思い出したことがきっかけです。

ただ、今度は収入の柱として欲しかったから絶対成功したくて、きちんと勉強しないとだめだとわかっていたので、
Stellar Girl’s College(通称SGC)に入学しました。

 

重堂:運命なのか、すごいですね。干支が1周してもあるBUYMAのバイヤーという仕事ももちろんすごいけれど、純さんのインスピレーションが繋がったタイミングが神がかってますね(笑)

ただおっしゃるとおり、大きな違いは1つの事業としての柱を構築するという強い意志があったということだったんですね。

ではそんなリスタートを迎えてからここまで1年9ヶ月ちょっととのことですが、リスタートからここまでの利益推移を教えてください。

 

純さん:はい、2023年1月末に入学して、2月に月収79,000円を稼ぎました。

その後は2ヶ月ほど月収8万円前後をうろうろし、6月には月収10万円を大きく飛び越えて月収19万円まで行きましたね。

そして順調に7〜9月頃は月収20万円以上を稼いでいて、よしこれから秋冬に向けて!とエンジン蒸したタイミングでまさかの10月にアカウント停止、、、 

で、2024年(今年)の1月に完全復活してその月は月収86,000円、2月が月収12万円、3月が月収20万円、

4〜8月は日本への一時帰国もあったので少し下がっていましたが、9月には月収42万円、そして10月が月収56万円

 

重堂:!!!!!思わず笑っちまったw

すごいですよね。まず、登り調子の時に奈落の底に突き落とされるかのようにアカウント停止という重たいペナルティを経験されたわけで、実は
BUYMA人生は2度目のリスタートとなられていたわけですね。

ちなみにこの大きな失恋で1からのスタートだったかと思いますが、アカウント停止して1番きつかったことってなんでしたか?

純さん:キツかったですよね、、、Stellar Girl’s College(通称SGC)に入って学んで、それこそ寝る間も惜しんで頑張れるような状況でやっていた時期を過ごしていたのに、あるときブチッと突然切られたんですから

重堂:噂によると、何の音沙汰もなく切られてしまうみたいですよね。

「停止にしといたんで、ここからもうバイヤー活動はしないでくださいね、じゃ!」みたいな、、、

やっぱりそうなると、心身面が1番答えた感じですか?

 

純さん:そうですね。

それこそお客様のために買い付けた商品が配送中だったものとか、そういうのも突然全てが終了!となるので。

返品できるものはそうしたけれど、もう受け取りが住んでしまっている物とかはタダで到着した形になってしまったり、配送を止められなくて利益にならないものが発生したりでマイナスも被ったりと、本当にキツかったですね。

 

重堂:今乗り越えたからこそ話してくださったかと思いますけれど当時は呆然としちゃいましたよね、、、お話してくださりありがとうございます。

そんな事がありつつも復帰されてからの直近2ヶ月での月収約100万円を達成されてるわけですが、BUYMAのみならずいくつもの複業をされていると伺っています。

一体どんな生活してるの?とStellar Girl’s College(通称SGC)のメンバーさんからも質問をいただいておりますが、現在の純さんの1日のタイムスケジュールを教えてください。

純さん:それがないんですよ〜ルーティンが!日々バラバラで。ざっくりとは、ありますけれども、だいたい朝7時ぐらいに起きて、上の子学校連れて行きます。自営でサロンのお仕事をしているのですが、お客様がいらっしゃればそのままサロンの仕事に行きますね。だいたい週4日ぐらいですかね。

仕事がなければ、2歳の子には横でネットフリックス見させながらBUYMAをやります。仕事がない日って「あれしなきゃ!これしなきゃ!」がたくさんあるんですけどね、結局はお昼寝のタイミングで絵本2冊ぐらい読むと私が寝てるんですよね(笑)

あっという間に夕方ですし、そこでまた上の子迎えに行って帰ってきて、仕事戻る日は戻って、、、
戻らない日は1時間半ぐらいBUYMAしています。

それから夜間は高校生の息子のスポーツに携わっているんですが、始まりが遅くて20とか21時なんですよ!
そうなると、帰ってくるのが23時頃でしょ〜

ここからがやっと一人でBUYMAに向き合えるゴールデンタイムですね。
一人で夜中にリサーチをしていますね。

 

重堂:夜中はエンドレス?

純さん:夢中になると、、、起きれない日は深夜1時とか2時までにしてますけどね。

重堂:なるほど、睡眠時間的には4〜5時間はまとまってとられてはいる感じなのですね。
ただ本当に隙間時間をどう使っていくか、どう時間を捻出していくのかをケースバイケースで日々考えられているという感じなのですね。

差し込み差し込みでその日を生きるみたいな。
そこで生まれた貴重な1時間でリサーチなどの集中した業務に当たられているわけですね。

ただ、時間軸の全然違う息子さん2人と暮らしていらっしゃるわけですけれども、コントロールが出来ない状況って何が大変ですか?

 

純さん:大変じゃないです

 

重堂:すごい!大変と感じていらっしゃらないのですね。

これね、出来そうで出来ないことですよね。

外野からすると、家事育児があり、違う年の息子さんを育てていらして時間軸もバラバラ、その中でバイマのバイヤー、サロンのお仕事にご主人様が経営されている会社のお手伝いもされているという状況を大変と呼ばず何を言うという感じですが(笑)

こういった日々の生活を、「大変じゃないです」ってこなしていける人と、どうしても周りや環境のせいにして悲観的になって自分の時間を生きれない人と分かれてしまうと思うんですが、純さんは前者なのですね。

 

純さん:私は逆に専業主婦でいる方が大変って感じちゃうかもしれないですね。

重堂:なるほど!主婦業はあまりお好きではないんですか?

 

純さん:「働き方」の質問の時も考えてたんですが、わたし、両親の影響が大きいように思うんです。

中小企業なんですが会社経営をしていて、自宅から3分ぐらいのところに会社があったんですね。
お父さんもお母さんも家の近くで働いていて、お母さんは代表取締役となっていて、お父さんは週末になるとゴルフや麻雀やらを仕事仲間としていて、、、

とにかく楽しそうだったんですよー。

たぶん私が小学校3年生か4年生の頃だったと思うんですけど、淡い記憶の中で、自分の学校行事の紙を母親が書いている時に、

「わたし(母)は自分の会社で仕事ができているから、学校行事とか習い事の時間の融通がきくのよ」

って話してくれて。私それいいじゃーん!と思ってたんですよ^^

 

重堂:あぁそうだったんですね。

ライフスタイルの中に仕事が入っているというお母様の在り方が純さんの中では当たり前のように感じていらしたんですね。だから、自分にとっては当たり前すぎて、今の純さんの生活自体も「大変」とは感じないんですね。

ご両親もすごい!
当時からそう言った姿勢で背中を見せてくださっていたわけなのですね。

では現状いくつもの複業と家事育児をされている純さんが、物事のバランスの塩梅を考える時に優先していることって何かありますか?

純さん:優先してないことは家事だって即答できるんだけど、、、(笑)

全然優先してないからwww

優先「したい」ことは仕事なんですよね。

 

だけど、そもそも仕事と思ってないんですよね。趣味の延長というか、、、

現実的には子供2人のスケジュールが主軸で優先していることですね。

 

重堂:どうしても手がかかるところが現実的になりますよね。

根本的な考え方はご自身が育ってきた環境下にあって捉え方がもう「仕事」とか「趣味」とかの垣根を超えたライフスタイルを卓越されているわけですが、側面を捉えていくと、今後お子さんが育ってきて、自分自身の時間軸が考えられるポイントが来るかもしれないですし、そこでは現実的な部分にも変化があるかもしれませんね。

現実的なお話に戻りますが、アカウントを立て直すと決める過程の中で意識したことは?

 

純さん:意識したことは、自分のモチベーションが下がらないようにしたこですね。そうでないと続かないんですよ。

私の場合はモチベーションが下がる原因というのは2つあって、1つは心身の疲れですね。体調不良の時はあれやれこれやれじゃなくて、寝ます。

1日とか期日を決めるというより「やりたい!」となるまで待って、自分の感覚的な部分でそういう気持ちになったらガーってやる方です。

もう1つは売れない時。
バイヤー業やっていて売れてないって本当につまらないので、特に最初の頃は利益額だの利益率だのじゃなくて、売れているものを出してどんどん実績を作っていった形ですね。

 

重堂:心身が疲れたりはわかりやすい指標だと思いますが、そこできちんと休むって大切ですよね。

焦って良い結果って結局生まれないですしね。

そしてこれは超納得です。

バイヤーやっていて売れないって1番つまらないですよね。しかも純さんの場合は売れてきたという体感が生まれてきたタイミングでアカウント停止というのを経験されているから尚更ですものね。

 

純さん:あ、もう1つあって!

自分の弱いところを意識して先手を打つっていうこともそうですね。

私の場合は外注さんがいるにもかかわらず出品数が伸びないんです。

物販業をやっていると「秋冬は売れる時期だからとにかく出品しなさい」って耳タコじゃないですか。

だから私の場合、9月から動いたんじゃ間に合わない!と思ったかので夏の間である8月にギアを入れたんです(笑)

 

重堂:素晴らしいですね。先取りですね。
こうして自分の弱いところもしっかり分析しているというのもまた強さの秘訣ですよね。

バイヤーは「人」が運営しているSHOPだから、もちろんそれぞれのカラーがあって、得意なところそうでないところが各ショップあるはずなんですよね。

各々が自分の弱みをどう克服していくかというのはみんな抱えている課題であるわけですけれども、純さんの場合はそこを「時間の前倒しする」という秘策で乗り越えた戦略勝ちだったわけですね。

ちなみに普段の出品数のアベレージはいかほどでしたか?

 

純さん:6月7月は50品です(小声w)

重堂:なるほど!8月の努力ではそれがどのぐらいに?

 

純さん:3倍って言えば聞こえがいいかな?笑

重堂:素晴らしい。少ない中でもこれだけの利益を得られている訳ですからね。

数をこなしたからこそ成しえた質高いリサーチができているこその結果ですね。

では、最後になりますが純さんが仕事をしていく上で大切にしていることを教えていただけますか?

 

純さん:「楽しさ」「ときめき」この2つですね。

どちらもないなと感じたものは、石の上で3ヶ月でいいと思ってチャレンジするようにしていますが、逆に続けていく中で、楽しくてトキメキのあるものならば、

石の上にも3年

を体現するまで頑張るって決めています。

あとは成功者の真似をする、話を聞くってことですかね。

 

重堂:素晴らしい。ありがとうございます!

先程教えていただいたように、純さんが小さなうちからお家でお仕事されているご両親のもとで必然的に学んでいた事なのかも知れませんが、そういった環境を小さいうちから必然的に身につけられたことも大きな武器になられているんですね。

お金を稼ぐことって辛かったり、苦しかったりすることも少なからずというかこちらの方がもしかしたら大半かもしれなくて。けれどもその中でどうやったら楽しさを見出せるかということって、前回インタビューさせていただいた菜摘さんもおっしゃってましたが、「1つの物事をどう捉えるか」が大切だったりしますよね。

 

自分が大事にしている線の中で直感的な部分を大切にしながら「楽しさ」「ときめき」を感じられたものを追求し続けている純さんのライフスタイルは多くの女性の憧れでもあると思います^^

ということで本日は純さんにお話を伺いました。
どうもありがとうございました。

純さん:ありがとうございました。

モバイルバージョンを終了