こんにちは、かさまりこと笠井麻梨子です!
こちらの記事で志穂さんが日本でおすすめのクレジットカードについて書かれていましたので、
今回私は、【アメリカでおすすめのクレジットカード】について書きます。
Contents
そもそもアメリカのクレジットカードって誰でも作れるの?
作れません!日本在住の方はあきらめてください。。
アメリカに在住(居住)していることがほぼ必須となります。
その理由は、
- SSN(ソーシャルセキュリティ番号)または納税者番号を所得する必要があります。
クレジットカードを申し込むためにはこのどちらかが必須となります。 - アメリカで銀行口座を開設する必要があります。
銀行口座の開設の際にもSSNの提示を求められます。 - クレジットヒストリーを貯めなければ条件のいいクレジットカードを作ることができません。
詳細は別途お話ししますが、これに1年くらいかかります。
となっており、観光VISA(ESTA)で入国した短期滞在の方などは残念ながらクレジットカードを作ることができないんです。。
クレジットヒストリーって??
個人の信用度合いが点数(スコア)付けされます。
日本でもローンを組む時などに「与信審査」があると思いますが、あれと同じようなものです。
ただ、日本だと自分の与信情報を見たことがある方ってあまりいないと思いますが、アメリカだとこの点数(スコア)をWebなどで確認することができるんです。
(公立小学校のレベルだって10段階でランク付けされますし、アメリカってこのあたり露骨、ですよね。。w)
クレジットヒストリーはいくつかの評価会社が出していますが、スコアは、300から850の間で、700以上でGoodの評価がつきますので、最低でも700以上をキープしておきたいところです。
なぜならさらに露骨なことに、、、
このクレジットヒストリーのスコアによって、先ほどのより条件のいいクレジットカードが持てるかどうかや、自動車や家のローンを組む時の金利にも影響するんです!
スコアの決め方はいくつかの要素がありますが、
- 持っている全てのクレジットカード上限金額の合計に対して、実際にいくら使っているか。(50%以下が良い。)
- 支払い期日までに払っているか。(もちろん100%が良い。)
- 税金などを払っていない事実があるか。(0がいい。)
- クレジットヒストリが記録され始めてからの期間(長ければ長いほうがいい。)
- Open, Closeしたアカウント(クレジットカードやローンなど)の数(多いほうがいい。)
などによって決まります。
我が家もアメリカに来たばかりの時は、日本でクレジットカードを利用していた実績がいくらあってもアメリカではクレジットヒストリーなし。。。そしてクレジットカードを使い始めた当初は、スコアも低く評価は『Poor(貧乏)』判定。。
それが1年くらい経つとようやくスコアが貯まって来て、より良いクレジットカードを作ることが検討できるようになるという感じです。
ですので、最初に作るアメリカのクレジットカードは、どうしてもこの「クレジットヒストリー」がなくてもできるカードに絞られてきます。そのクレジットカードでクレジットヒストリーを貯めていく、という感じです。
それでは、いよいよここからオススメのクレジットカードを具体的にお伝えしていこうと思います!
まずアメリカのクレジットカードの大きな分類として(1)マイルか、(2)ポイントかに加えて、(3)キャッシュバックという選択肢がありますが、まずは書いたように、クレジットヒストリーがなくても作ることができるカードを作りましょう。
ANA / JAL USAカード
(1)マイル系カードです。
あなたがいま日本にいてアメリカに何らかの理由で長期滞在が決まったら真っ先に作っておいたほうがいいカードです。
なぜならこのカードは、クレジットヒストリーがなくても作れますし、申し込み時にSNSやアメリカでの住所がなくても申し込みをすることができます。(もちろん後から登録が必要です。ANA/JAL社が赴任者向けに何らかの信用供与をしているのでしょうね。)
換金率は、1ドル利用ごとに1マイル。
それほど換金率が良いわけではないのと、ANAとかJALのマイルが貯まってアメリカで使い道あるの??ということで
このカードでクレジットヒストリーを半年から1年ほどためて、次のカードへのつなぎ。。。という感じで考えていました。
ただ例えばANAの国際線特典航空券の場合。
東京ーニューヨーク間エコノミー往復航空券が、シーズンにもよりますが40,000〜55,000マイルで変えられるんですよね。(下の図の北米Zone6)
この必要マイル数は、AmericanやDeltaなどのいわゆる米系航空会社のマイルで日米間の航空券を取る際に必要なマイル数よりだいぶ少ないです。
月1万ドル使うバイヤーであれば10,000マイル貯まる訳ですから、4〜6ヶ月ごとに日米往復チケットが手に入る訳です。
日本とアメリカの間を頻繁に往復する予定がある方であれば、このカードの利用価値はあるかもしれませんね。
Amex Blue Cash Everyday カード
(3)キャッシュバック系のカードです。
このカードはクレジットヒストリーのスコアが低くても比較的作りやすく、しかも年会費無料なカードですので、ぜひ持っておくべき1枚です。
換金率は、スーパーマーケットで使うと3%、ガソリンやデパートで使うと2%、その他は1%。
(*)年6,000ドルまで
月1万ドル使えば、毎月100ドルのキャッシュバックが得られることになります。
- カードが透明でかっこいい!
レストランの支払いなどでこのカードをピッと出すと、知らない人からは「えっ?これクレジットカードなの?」と言われます。(ちょっとした優越感。笑) - キャッシュ(現金)に勝るものはなし!!
キャッシュバック系カードの大きな特徴ですね。マイルにしてもポイントにしても利用用途がなんらか限られてしまいますが、キャッシュ(現金)をバックですので最高の流動性! - 年会費無料!!!
年会費無料なら持っていて損はないでしょう。
(Blue Cash Preferred Cardという年会費95ドルのカードもあって、その場合は3-2-1%の換金率が6-3-1%に上がります。) - Amexなので、順調に利用しているとAmex Platinumのオファーが来る。
こちらはあとでお話しします。
あえてこのカードのデメリットをあげるとすると、、、
キャッシュバックは月々の支払うべきお金に充当されるので
マイル貯めて家族で海外旅行するぞー! とか、
ポイント貯めていいホテルに泊まるぞー!! とか、
ご褒美感がないことですかね。。
Amex EveryDay Credit Cardの詳細はこちら。
ホテル系カード – Marriottカード
(2)ポイント系のカードです。
我が家は夫婦ともに旅行が大好きでして、そのためのクレジットカードを!
となれば飛行機代か、ホテル代がお得になるものを探していました。
その中でこれを我が家で選んだ理由は、
飛行機の航空会社は行き先によってばらけがちでなかなか統一できなかったので、ホテルは統一しようと思ったのと、
Marriott Vacation Clubの権利も持っていたから。
アメリカの有名なホテルブランドには他にもHyattやHoliday Inn、Hiltonなどありますが、だいたいメリットは同じような感じ。
85ドルの年会費がかかりますが、入った直後に50,000ー80,000のボーナスポイントがもらえます!
(一定の金額を利用する条件あり。ボーナスポイント数はキャンペーンのタイミングに寄ります。)
これで、まず1バケーションのホテル代はだいたい賄えます。
換金率は、MarriottもしくはSPG系のホテルで利用すると1ドルにつき5ポイント、航空券・レンタカー・特定のレストラン利用で1ドルあたり2ポイント、その他は1ドルあたり1ポイントです。
あと特定のホテルのカードのメリットは、そのホテルブランドならではの特典が付いてくることです。
- 年に1度、無料でMarriottホテルに泊まれる権利がもらえる。
中程度(カテゴリ4)までのレベルのMarriott系列のホテルならどこでも泊まれます。 - グレードもあっという間に上がってPlatinumになるので、無料アップグレードなどで優遇される。
スタジオか1ベットルームで予約しても空いていれば、広い2ベッドルーム、スイートの部屋に案内されます。
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Amex Platinum Card
(2)ポイント系のカードです。
ここからは、実は我が家もまだ試していない(検討中の)カード。
実は先ほどのAmex Blue Cash Everyday カードを普通に使っていると、オファーが来るんです!アメプラの!?
年会費は550ドル!?日本ではなんと13万円するらしいのでそれよりはお得とのこと。(どっちも高いけど。。w)
知る人ぞ知る憧れの”ハイステータス”なカード(らしい)で、これをひらひらしてるだけで美女が勝手に寄って来る(らしい)カードです。笑
検討中と書きましたが、オファーメールが届いたとき旦那さんといろいろ特典を確認して相談したところ、
「うーん。うちにはいらねーな。」(ちーん。。。終了。。w)
(アメプラファンの皆さま、申し訳ありません。)
アメプラを持っている知り合いがいたのでそのメリットを聞いてみると、
- アメリカは窓口サービスが基本的にひどいので、とても丁寧な対応をしてくれるコンシェルジュであったり、(うちはポイント還元率の鬼!?)
- ものすごく高いホテルの部屋(1泊100万とか)にものすごい割引(1泊20万とか)で泊まれたり、(うちはそもそもそんな部屋に泊まらない。)
まあ、旦那さんの判断にもちょっと納得。。w
航空会社系カード – American Airline Card
(1)マイル系カードです。
今年はアメリカ国内の飛行機移動も増えそうなので、ホテル系に集中!とは決めたけれども、
やはりマイル系カードもあってもいいかなと思ってます。
先ほどのアメプラなどはポイントを好きな航空会社のマイルに変更でき柔軟性があるのですが、
やはり1つ航空会社を絞ってマイルを貯めるのであれば、特定の航空会社のクレジットカードブランドにした方が
- 優先的に搭乗させてくれたり、
- 25ドルかかる預け荷物が0になったり、
- マイルが貯まりやすくなるのでその分グレードも上がりやすかったり、
といったいろいろな特典が付いてきてお得かなと思ってます。
まとめ
アメリカのクレジットカードで特徴的な5つのカードをご紹介しました。
なるべく1枚のカードにまとめた方がいいのは確かですが、万人に受ける「絶対これ!!」というのはないです。ここには紹介していませんが、デパートやブランドでもクレジットカードを作っているとことがあり、そのデパートのクレジットカードを使うとデパートの特別割引をもらえたりするので、そうすると買付にも有利だったりします。
まずはクレジットカードヒストリーを貯める!その上で、個々人のライフスタイルにあった1枚を選べるといいですね^^