こんにちは、かさまりこと笠井麻梨子です。
今年の冬は寒い！とにかく寒い！
本日のニューヨークの最高気温はー１１度。最高気温ですよ？
もう全く外に出る気になりません。
例年冬は寒いのですが、ー５度を超えると外にいると出ている皮膚が刺される痛さです。
どんなに子供は風の子といえど、帽子や手袋は必須です。
例年すぐに売り切れるのがパタゴニアのミトン。
可愛くて手にもはめやすくてとってもいいのですが、すぐにサイズがなくなってしまいます。
でもフリース仕様で、二重で暖かいので、寒い国で過ごされる方には超オススメの一品です。
もしこの時期、東海岸に来る予定がある方は、帽子と手袋、ダウンコートにブーツ！マストです！
さて、本日は、「アメリカのセール」についてぶっちゃけていこうと思います！
Contents
１．ぶっちゃけ一番安いのはいつ？
アメリカに住むことになる前、私はとにかくハワイが大好きで、毎年ハワイに行くことを目標に働いていました。挙式も何を隠そうハワイ。それくらいハワイだーいすきでした。
何が楽しいって、とにかくショッピング！
日本ではなかなか入手することができないブランドがわんさか一箇所に集まっていて、それはもうウロウロと時間の許す限りしたものです。
さて、旅行が決まって最初に調べたのは
「アメリカのセールの時期は一体いつなのか？！！」
ということでした。やっぱりお得にいろんなものを買いたいですしね。
ズバリ、昔の自分にお答えしたいと思います笑
答えは、
「７月のインディペンデンスデー直後〜８月頭」
「クリスマス後〜１月中旬」
です！
もし旅行をこの時期に調整できるなら狙い目です。
ケイトスペードが３０％オフをしていたり、トリーバーチもセールのものがさらに３０％オフになっていたり。
ウロウロするのが楽しくて仕方なくなるシーズンです笑
逆に、実はクリスマス前後もセールになっているのですが、「定価を釣り上げてお得に見せる」という技が発動されていたりします
ですので、本当の狙い目は上記の通り。アメリカでの一大イベントが終わった後なので、「End Of Season Sale」というセールがそこかしこで行われます。
ただし、人気の商品はその前までのお祭り騒ぎで売り切れてしまうケースも。
７月４日のインディペンデンスデーと、１１月のサンクスギビング、そして１２月のクリスマスはアメリカ人にとってはとにかく集まって、お祭り騒ぎをしまくる時期。
それに合わせてプレゼントを買ったり、服や家具を新調したくなる時期なのです。
実は、これに合わせてバイマのバイヤー的にはすごーーーく困ることが起きます。
それは配送の遅延！！！
特にクリスマス前後。郵便局員さんは朝の7時から夜の7時まで全く休まずに配達。１日２回は回って来るのですが、それでも間に合わないほどの量の郵便物が送り送られます。
それに伴い、国際郵便も通常より１週間〜３週間遅れてしまうのです。
バイマのお客様はお客様で、「クリスマスまでに欲しい！」と思われて購入される方がたくさんいらっしゃり、届くかどうか、ヒヤヒヤしてしまう日々を過ごすアメリカバイヤーもこの時期は少なくありません。
２.サンクスギビングの後の一大イベント、ブラックフライデーとサイバーマンデーとは？
さてさて、近年バイマでも取り上げられることの多い、ブラックフライデーとサイバーマンデー。
２０１７年のサンクスギビングと、ブラックフライデーのオンラインでの売上高はなんと７９億ドル。９０００億円近くのお金がオンラインで、たったの２日で動いた、ということです。ちょっと想像がつかない規模ですが、とにかくもうお客さんの「買うぞ〜〜」という雰囲気もすごいですし、お店もスタッフをこの日のためだけに増員するほどの気合の入れっぷりです。
サイバーマンデーはかなり新しい概念で、ブラックフライデーの後の月曜日、オンラインでセールを始める日をサイバーマンデーと呼びますが、実際のところ私の感覚としてはサンクスギビングの日からオンラインも安いと思いますので、サンクスギビング前後のオンラインでの価格は見逃してはダメです！
ブラックフライデーとはどんな日か、聞かれてよく使う表現が、
「日本の初売りみたいなイメージ」
です。お目当の商品があったり、福袋があったりすると、夜通し並んで、朝イチゲットするためによく走っている光景がニュースで流れますよね。
そんなイメージです。
今はフライングでサンクスギビングの朝からお店を開けてブラックフライデーとしたりするところも増えてます。
この日、確かに目玉商品はかなーーーりお得になります！
お店丸ごと７０％なんていうことも。
もう一体定価って何？？
ってくらいの価格の下がり方です。
３.実況レポート：ブラックフライデーのアウトレットと衝撃の事実
でも、実は私、目撃してしまったのです。衝撃の事実を。
一昨年のサンクスギビング。私はまだバイヤーとして走り出したばかりで、かなりアウトレットの仕入れに頼っていました。
ブラックフライデーは絶好の仕入れの機会！
ということで、お祭り好きの友だちとともに、夜中のアウトレットへ。
そこは人で溢れていて、とても１１月の終わりの夜中とは思えない賑わいっぷり。
夜中の０時２０分にアウトレットに到着したのですが、なんと駐車場に入るのも一苦労でした。
行ったのはニューヨーク最大のアウトレット、「ウッドベリープレミアムアウトレット」。
コーチ、マイケルコース、マークジェイコブス、ケイトスペード、プラダ、モンクレール、トリーバーチといった錚々たるブランドが入っています。
私もトリーバーチに８０分並んで買い付けしました。
しかも、当時１歳の娘を連れて・・・。完母だったので夜置いていくことができず、パパと息子はお留守番、娘は連れてきていたのです。
おとなしく寝てくれていたのですが、今考えるとだいぶヒドイ母親ですね
トリーバーチ。ブラックフライデーのその日はオール５０％オフ、クーポンを使ってさらに６０％オフでした。おかげさまで大物を色々とゲットして、年末の売上に貢献してくれたのを覚えています。
この日のトリーバーチは確かにめちゃお得でした。
トリーバーチが終わってから、さて、どこに行こうかな〜あ、コーチの行列がちょっと解消されてる〜！
と喜び勇んで
次はコーチでも仕入れをしようと足を踏み入れました。
ここで衝撃の事実を見たのです。
「あれ？先週と値段が一緒・・・？」
実はたまたま別の用があって、その前の週もアウトレットに足を運んでいた私。
その時はなんのセールもやっていなかったのですが、例えばお財布は９０ドルでした。
それがブラックフライデーのその日、確かに全て５０％オフだったのですが、元の価格が１８０ドル。
つまり、５０％オフしても９０ドル。
ものすごーく並んでいる会計の列でしたが、実は別になんともないその前の週も同じ価格だったという事実。というわけで、もちろんコーチはスルー！
たまたま足繁く通っていたからわかった事実でしたが、これが知らなければ買ってしまうところですよね。普段からマメな価格調査は欠かせないな〜と思わせられる出来事でした。
４．通常モードのセールも実は見逃せない
さて、ここまでは季節のセールのお話。ここからは通常のセールのお話をしたいと思います。
みなさん、ユニクロのセールの日にちって知ってますか？だいたい、金曜日から月曜日です。
この４日サイクルで回していることがとても多いです。大手のデパートは金曜日に送料無料キャンペーンを始めたり、新しくクーポンが発行されたりします。
そんなお得なセール情報やクーポン情報は一体どこからゲットするのか？
それはズバリ「メルマガ」。
バイヤーとして始めたばかりの頃は、三度の飯よりメルマガ！笑
Facebookを見る暇があったらメルマガを読みあさっていました。
でもそれだけストーカーチックに読んでいると笑、いろんな規則性を見つけることができたので、やってよかったなぁと思います。
今でもしょっちゅうメルマガは読んでいます。一回習慣化してしまうと、歯を磨くかのような感覚で気づいたらながら読みしています。日本にいても、ぜひ各デパートのメルマガはとってみてください。そうするとセールの動きが見えてきますので、アメリカでの仕入れを始めようと思った時にとてもスムーズに始められますよ。
さて、ここまで「アメリカのセール」という観点で記事を書いてみました。
実際に住んでみないとなかなか現地のセールがどうやって動いているか、感じにくいですよね！
少しでも「こんな感じなんだ〜」と思っていただけたら幸いです♪
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